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01.07

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生き方の記事

2016.01.07

生き方の記事2016.01.07

会社員を辞めキャンピングカー旅

常識が崩れる瞬間を求めて…草野リオさんの「自分に合う働き方」【後編】

keyword: 生き方 働き方 正社員 日本 アメリカ

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お待たせいたしました、待望の【後編】公開です! 会社員を辞め京都で焦らず怠けず気の向くまま過ごしていた、Rioさん。そんなある日「キャンピングカーで旅に出る」ことを思い立ちます。そうして思いもよらない日本一周の旅がスタート! 仲間たちと数々の「常識を超える瞬間」に出会うこととなります。

2016.01.07文章 / Rio

なぜキャンピングカーだったか?「自分らしい」決断との出会い


(車内でお茶を呑めば自然と温かな雰囲気に。持ち寄りを頂いたりお宅に上げて頂いたり、大変お世話になりました)
「なぜキャンピングカーなの?」 多くの人がこう質問してくれますが、実は明確な理由はありません。きっかけは退職しひと月も経ったころ、キャンピングカーでアメリカ縦断予定だという人に出会ったことでした。希有なタイミングだったのか、すぐに自分の中で「キャンピングカー国内旅の敢行」が決定事項となっていました。今ふり返ってみると、友人たちとその場で「いいね!」と盛り上がったこと、車が好きだった幼少期、特にキャンピングカーに夢中だったなあと思い出したことが一番のきっかけだった、のかもしれません。他にも「多様な日本に触れ自分のルーツを感じたい」「色んな土地の、色んな暮らしを知りたい」「想像もつかないような明日に心躍っていたい」という漠然とした思いにキャンピングカーがピンと来たという説明もできますが、それはきっと後付けです。
(愛媛県八幡浜にて、美しすぎてゾクゾクした空。この夜も色々ありました…)
このときの決断は、退職時のそれとは異なるものでした。退職を考えていたころは、周囲のネガティブな反応やたくさんの情報に「たしかになぁ…」と萎縮したり迷ったり、決断に至らぬまま6ヶ月が過ぎていました。それなのに、なけなしの資金でキャンピングカーを購入する決断には、"たった数日"。これには自分自身が一番驚きました。そのうえ意を決した覚えもあまりないので、決断という言葉に漂う重たさや何かを断つニュアンスがない「初めから決まっていた」感覚。こんな選択の仕方を重ねてゆくことで、もしかしたら「天職」に辿り着けるかもしれないと今は思っています。
(愛媛の二宮みかん農園から望んだ空と、人も自然も育む母性溢れる太陽)

あらゆる生き方に触れ「常識が崩れた」旅


こうしてキャンピングカーを共同購入した友人たちと日本を巡る旅に出たわけですが、当初の予想をはるかに超える出来事の連続でした。その中からいくつかをご紹介します。

人間も生き方も億種億様!予想外の出逢いで「常識一新」


人里離れた山中で自給生活をする人、MBA取得後に山奥でゲストハウスを営む人、日本円の流通しないコミュニティで生きる人、中学中退し音楽で飯を食う人、子宝に恵まれ多忙ながら賑やかにすごす人、様々な選択に出会い目から鱗でした。

四年制大学を卒業し企業に入る道が少数派とも思える環境に身を置く事も多く、自分にとっての「生きる」「働く」を何処に位置づけるか、肩の力を抜いて考えられる様になりました。

中でも、熊本の山奥で泊めて頂いた若夫妻の暮らしには影響を受けました。日の出と共に目を覚まし、日照時間の間に活動をし、夜はほとんど明かりがない中で静かに過ごす。同時代の日本にこんな生活があるのかと驚き、また強く惹きつけられたことを覚えています。他にも土着の暮らしや人々に惚れ込んだ経験は数知れず。田舎への移住も本気で考えましたが都会と田舎の良いトコ取りをすべく、現在は京都に居を構えています。
(熊本にて。天気が良く、布団を干した後は外で食べたくなりました)

もう終わり…と思ってもその先に未来はある


旅の途中、山道で車ごと横転するハプニングに見舞われたことがありました。一瞬の油断が命取りで、気付いた時には車が中に浮き、そのままガシャン。
(「引き上げ時に壊れたらごめんなさい。でも了承頂かないとできません…」)
全財産と友人の想いを注ぎ込んだ車だったので、文字通り「頭が真っ白に」なりました。翌日には絶対に成功させたい企画(共同企画者のフィジー移住前、最後の機会!)でキャンピングカーを使う予定があり、もはや思考停止状態……。また同時に、これまでしてきた全てが間違っていたような感覚、一体自分は何をやっているんだという自問自答、翌日の企画対応への焦りなどが押し寄せ、脳内大忙しでした。しかし兎にも角にも、何とか翌日を迎え企画も無事終了しました。このハプニングで得た大きな学びもあったのですが、それはまたいつかお話しします。

人間は「醜くて美しい」


キャンピングカーは途中から全面を黒板仕様にしました(事故の傷を上書きするため+TEDxKyotoの"Before I Die I want to…"という企画にインスピレーションを受けて)。黒板には、道行く人の「一生のうちにやりたいこと」または「今感謝していること」を描いてもらうことに。 中でも驚かされたのは、「一生のうちにやりたいこと」で「弟をぶん殴りたい」と記したお姉さんでした(何があったのだろう…)。当初はそんなネガティブな思いを掲げて旅を続けることはためらわれましたが、お姉さんの清々しい本音とその表情を思い返すうち"それも良いか"と思うようになっていました。そんな事を繰り返しながら、自分と他者が同じ良い悪いの基準を持つ必要はないと気付きました。時に醜かったり美しかったり、どちらにも捉えられるのが人間なんだと思うようになりました。

他にも「看護婦さんになりたい」と書いたお子さんにご親戚の皆さんが驚かれていたり、「人を信じたい」とお昼休みにサラっと書き立ち去ったOLさんがいたり、感情を揺さぶられたシーンがたくさんありました。中にはそこから深く関わらせていただくことになった方も……機会があればまた書かせてください。
(鹿児島のコンビニで「一生のうちにやりたいこと」を書いてくれた昼休みのOLさん)

「あるときはある、無いときは無い。無くても死なない。」


それからよく聞かれるのは、「旅のあいだのお金はどう工面していたの?」ということ。 そもそも、旅をしていくにあたって必要な費用は食費と燃料費、それから保険料や税金です。まず食費ですが、これは正直言ってほとんどかかりませんでした。野菜の差し入れをいただいて、その余りを他の方におすそ分けすると、また別のモノがいただける「物々交換のサイクル」が自然と回っていったからです。それと実は、旅の途中で「2週間"無一文"の旅」をした経験から"いざとなったら物乞いすれば死にはしない"という思いがあったので、不便なくやっていけたのだと思います。
(人生の行方は天のみぞ知る、かも。多分これは天草の空)
意外とかかりそうな駐車代は、道の駅を利用して無料に抑えたり、田舎ではお店や個人宅に停めて良いよと言っていただいたおかげであまりかかりませんでした。ガソリン代はお金がなければないで、動けなかったり寒さに震えたりするだけ。保険や税金は、払わなくてもすぐ死ぬ訳じゃない。むしろ払っていても大事故したらどの道死ぬからと、お金のある時だけ支払ってました。(その後請求書が沢山届いたのできちんとお支払いしました。)

こういった出費に備え、まず初期費用として100万円強を集めました。Webサービスは使わず、クラウドファンディングの要領でメッセージと電話で出資者を募り、そのご縁と自分の貯金を合わせ捻出しました。それから道中は、キャンピングカーにに遊びに来てくれた人からのカンパ、藁草履やハンモックなど民藝品の物販、イベント・ワークショップの開催などを通じて必要な分だけ生み出せば、何の問題もありませんでした。そうして関わってくれた方々にはいくら感謝しても足りませんし、そこから生まれたストーリーの続きを、これからも一人一人と共にしていきたいと思っています。  結果的に、お金に関しては「あるときはある、無いときは無い。無くても死なない。」ということで、見通しを立てようと考えなかったことが幸いしました。そのおかげで、より自由な心で目の前の事に集中できていた気がします。会社員時代は何事も見通しを立てる文化でしたが、旅を通じて相反するどちらにもそれぞれ良い点があることを知りました。今後は時と場合によって、柔軟に使い分けられる人でありたいです。

人生はマラソンか、旅か


(旅してもいいし、マラソンしてもいい)
皆さんだったら「人生」をどんなものに例えますか? 僕はこれまで「マラソン」か「旅」の2つを対比として捉えていて、どちらかに正解を常に求めていました。

▶︎ マラソン:集団で同じコースを、設定したゴールを目指し競うもの
▶︎ 旅:競い合うことなく、多様な経路でそれぞれの目的地に辿り着くもの

旅を終えた現在となっては「どちらも正しい」という結論に落ち着きました。さまざまな体験を通じて出会った感情とそれに向き合うことで生まれる葛藤。そうやって自分のコンパスを探していく過程はまさしく「旅」でした。きっと誰のコンパスも指す方向は違って、その方向も常に一緒ではないのでしょう。一方で、ツラいものと思われがちな「マラソン」にも良さがあります。誰かと一緒に進むからこそ1人ではたどり着けなかったはずの所に到達できますし、達成感に伴う感動を「共有する喜び」を味わうことができます。

価値ある「マラソン」が出来そうな企業や組織に、それぞれの「旅」を経て手にした異なるコンパスを持つ人たちが集まってくる。多様な個性が共に「働く」、そして「生きる」を楽しくする選択肢がある社会。私たちの社会がそうであるために、今後は新しい「働く」を実践している人をご紹介する記事を書いていきます。どうぞ、ご期待ください。

WRITER

ファシリテーター

Rio

ライタープロフィール

Rio Kusano 東京育ち、福島と神奈川のハーフ。上智大学(オレゴン留学)卒業後、京都の大手メーカーで海外営業を担当。一年程のキャンピングカー生活で起業者・移住者・生産者・変な人・普通な人を巡った後、流れ流され京都へ。自らを実験台に、いかに人や集団が覚醒するか模索しています。

ー 「生きる」と「働く」を もっと楽しく。

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会社員を辞めキャンピングカー旅

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