副業の記事2016.04.15
副業でNHKに登場!
相次ぐ大企業の「副業容認」で始まる、日本の働き方改革
2016.04.15 文章 / PARAFT編集部
PARAFTがNHK『経済フロントライン』に登場!
▼ 放送された内容はこちらから ▼
NHK BS1 『経済フロントライン』2016年4月2日放送分「”副業容認”で働き方が変わる!?」
出典:PARAFT編集部所蔵
今回スポットが当てられたのは主に、企業が取り組む働き方改革。ですが、大企業が副業容認に踏み込んだ背景には、やはり働く人たちの声がありました。番組で紹介されたロート製薬が副業容認に踏み切ったのは、従業員から容認を望む声があったからこそ。
「(事業の)多角化をさらに強化するには、副業で幅広い人脈や視野を持った社員を育てて、社内からだけでは見つからない新事業を生み出せるのではないか、と考えたのです。」(NHK NEWS WEBより引用)
ロート製薬側も副業を通して従業員の視野が広がること、ひいてはそれが会社の成長につながると考えていることはとても印象的でした。本業以外に活動の場を複数持つことで相乗効果が生まれ、よりポジティブな影響をもたらしてくれるのですね。
副業は「個のチカラ」を高めてくれる
出典:StockSnap.io
「副業OKということで紹介を受けて応募した」
「いろいろな知見、経験の幅を広げたいと思っている」
伊藤さんにとって、転職先を見つける上で副業を容認しているかどうかは大きなポイントとなるようです。それでは、なぜ副業をしたいと考えたのでしょうか。ご本人に詳しくお話を伺いました。
伊藤:複数の会社でキャリアを積むことを考え始めたのは、2008年のリーマンショックがきっかけでした。1つの会社に頼りきった生き方だと、会社の経営が傾いてしまったときのリスクが大きすぎると思ったんです。それに、これからの時代で重視されるのは会社のネームバリューではなく「個のスキル」です。複数の会社に所属することで自分のスキルはもっと磨かれますし、社会で通用する力をもった人材になれると思っています。
また、副業は収入面でもメリットが大きいです。収入源が1本だけだと、家族がいればとてもじゃないけどまかないきれない。そこで複数の収入源をもっておくことは、日々の生活を送る上でのリスクヘッジになるので安心ですよね。
働き方の選択肢を増やし、柔軟な社会の仕組みをつくる
「一口で副業と言っても、人材不足への対応策といった観点から、社員の幅を広げて経営へのプラス効果を期待したい企業側、また自己実現を求めてあえて副業を求める働く側と、それぞれ事情やねらいは異なります。このようななかで副業をどう捉えていくべきか---カギを握るのは働く側の選択ではないかと思います。」(NHK NEWS WEBより引用)
さらに言えば、働く側が選ぶべきは副業をするかどうかだけではありません。働く時間、働く場所、どんなふうに働くか……。日本にはまだ、働き方を取り巻くたくさんの足かせが残っています。
「働く人たちを守ることを基本としつつも、多様な働き方が選択できるような柔軟な制度設計が求められるのでないでしょうか。」(NHK NEWS WEBより引用)
一人一人が持つその人らしさを実現するために働き方から変えてく。私たちPARAFTはこれからも、世の中をわくわくさせる情報をお届けしていきます。お楽しみに!

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副業でNHKに登場!
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副業でNHKに登場!
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編集部チーム
PARAFT編集部
今回の番組を通して、副業を取り巻く環境が大きく変化していることを実感しました。また、家族のために安定した生活基盤を求めながらも、自分らしさや日々の楽しさも手放したくない!という前向きでパワフルな方が多くいることも分かり、私たちが逆に勇気をもらえた気がします。企業と働く人の関係は、これからますます変わっていきそうです。