転職者インタビューの記事2016.09.28
働く女性にもっと選択肢を
「キャリアも子育ても両立させる「在宅勤務×週1出社」な働き方
keyword: 転職者インタビュー 在宅勤務 採用 働くママ 時短勤務
2016.09.28 文章 / 小野修平
家族のアシストで出会えた「自分に合う働き方」
出典:PARAFT編集部
大学卒業後、新卒で入ったSIerで10年間勤めていました。子どもが生まれて時短勤務に切り替えて働いていたのですが、時短勤務が許可される法的な期間は出産後3年まで。家族のことを考えたらフルタイムに戻ることは現実的に厳しいなと思っていました。それに通勤時間が往復3時間かかること、給料・ボーナスが今後ほぼ上がらないだろうことを考えると、そこの会社で長年働くイメージがわかなくて、ぼんやり転職を考え始めていました。
ただ、どのサイトを見てもフルタイムの求人ばかり。そんなときに主人から送られてきたのが『PARAFT』に掲載されていたco-meetingの求人記事URLだったんです。それを見て「この求人、素敵すぎる……この働き方なら自分に合うかもしれない!」と感じて。すぐにボタンを押しました。
――数ある求人の中で、なぜco-meetingさんだったのでしょうか?
主人の性格上、掲載されている求人は一通りチェックしたはずです。でもその中から厳選してco-meetingの求人情報を送ってきたということは、私に一番合うだろうと判断したからだと思うんです。他にも複数候補があれば、トップページのURLを送ってくるでしょうから(笑)。
私としても「co-meeting」というツールは以前から知っていたので親近感が湧きましたし、直感的にとても良いなと思いました。
顔を合わせる機会の少なさを埋める、活発なコミュニケーション
出典:PARAFT編集部
面接を2回、うち1回は実技テストでした。プログラミングの実務経験はなかったものの、独学でやっていた経験を生かしてなんとか内定をもらうことができました。意外だったのは、テスト中の検索エンジン使用が許されていたこと。今ある知識を試すのではなく、今後新しいことが立ちはだかったときに必要な”調べる力”や”やり抜く姿勢”が大事だったそうです。
――実際に働いてみていかがですか?
とても自由にやらせてもらっています。プロダクト開発を進める上での業務が明確に分かれているので、何をどこまでやるかがはっきりしていてやりやすいですし、やってみたかったプログラミングを実践的に学べる環境なの嬉しいですね。
それと今は週5日の5時間勤務、基本的に在宅で仕事をしています。毎週金曜日だけは全員オフィス出社する日と決めているので私も顔を出しますが、それ以外の日にもオフィスのほうが作業効率が上がるときには来るようにしています。子どもの送り迎えにも支障のない時短勤務を気軽に利用できて、平日昼の学校行事にも参加できるようになりました。本当に助かっていますね。
――co-meetingはどんな会社ですか?
それぞれを尊重し合う文化がある会社です。これって意外と、当たり前にできている組織は少ないんです。自分が言った意見に対して、まず「それはいいね」という言葉を必ず返してくれるから、心地よく働けているのではないかな。それと、オープンなコミュニケーションも特徴です。経営陣は、決まったことだけを共有するのではなくて、議論の段階から私たちにも話を振ってくれます。トップダウンでない雰囲気のおかげで意思疎通が円滑にできているのかもしれません。
顔を合わせることが少ない分、なにかある度にチャットを使ってきっちり報告し合っていますね。他にも、休日にそれぞれが家族を連れてランチブッフェに行ったりと、仕事以外の場でもコミュニケーションを取る機会があり、とっても居心地がいいです。
働く女性にもっと選択肢を!
出典:PARAFT編集部
今の社会では、子育てと仕事を両立させたい女性は「会社を辞めてパート・アルバイトで働くか」もしくは「働くこと自体を諦めるか」しか選択肢がありません。フルタイムでないと、会社にいられないというのが現状です。
私のようにバリバリ働きたい訳ではないけど、仕事は続けたいという声は多数あります。そのような方々のためにももっと柔軟な働き方を受け入れる企業が増えるといいと思います。

![「キャリアも子育ても両立させる「在宅勤務×週1出社」な働き方:r000016000292 | PARAFT [パラフト]](/files/alias_m1/000016000292/itfb5s970l83ac8f609a854t.jpg)
働く女性にもっと選択肢を
この記事が気に入ったらいいね!しよう
PARAFTの最新記事をお届けします。
┳INTERVIEWS┻
働く女性にもっと選択肢を
WRITER
編集者・マーケター
小野修平
寺嶋さんの言葉の一つ一つから「いま仕事がすごく楽しい!」という気持ちが伝わってきました。働くことを諦めているママさんたちがもっと柔軟に、楽しく働ける世の中になっていければいいですね。