テーブルマナーの記事2016.06.27
大事な会食に備えて
洋食(フランス料理)のテーブルマナーを紹介します
keyword: テーブルマナー 会食 上司 フレンチ 洋食
2016.06.27 文章 / PARAFT編集部
テーブルマナー:その1
お店に着いてから席まではお店の人が案内してくれます。その後、お店の人が最初に引いてくれた席が最上席となるので、そちらへ案内しましょう。上司と行く際は上司、取引先と行く際は取引先の方に先に座ってもらうように。夜景が綺麗なお店の場合は、見晴らしが最も良い席に案内しましょう!
席に座る際は、左側から椅子とテーブルの間に入るようにします。
▽カバン
着いたら貴重品だけは手に持ち、大きなカバンはお店に預けます。椅子にはかけないこと。小さいカバンであれば自分の背中と椅子の間に置きます。
▽コート
コートもカバンと同様で、お店に着いたらお店の人に預けましょう。
▽ナプキン
オーダーをするまでは開かないこと。オーダーしたら、膝の上に置き、手元や口元を拭くときに使いましょう。(よだれかけのように首から下げるのはマナー違反。)また、主賓よりも先に開くのも控えましょう。
▽カトラリー(ナイフ・フォーク・スプーンの総称)
原則、料理が出てくる順番に合わせて外側から使用すること。もし落としてしまった場合は、自分で拾わないでお店の方を呼びましょう。
テーブルマナー:その2
最初に頼むのは飲み物です。お食事に合ったワインなどを選べると良いですね。
▽前菜
コース料理の場合は、まずは前菜(オードブル)が来ます。大きめのレタスなどは、ナイフを使用してもOKです。
▽スープ
スープはスプーンを使って飲みます。取っ手が付いていないスープ皿を、手に持ってすするのはマナー違反。スープの残り量が少なくなってきたら、スープ皿の奥側(フランス式)を持ち上げてスプーンですくっていただきます。※英国式の場合は手前を持ち上げます。
また、パンで残ったスープを浸して食べるのはやめましょう。
▽パン
パンはバターナイフを使ってバターやジャム、マーガリンなどをつけていただきます。ちぎらずにかぶりついたり、最初に全体にバターを塗ったりするのやめましょう。
▽ライス
ライスも左手でフォークを使っていただきます。 ナイフでフォークの腹に乗せていただきましょう。ナイフでフォークの背に乗せる必要はありません。また、左手に持っていたフォークを右手に持ち替えるのもマナー違反です。
▽魚料理
左端からナイフで一口で食べられる大きさに切ってフォークでいただきます。もし骨つきの魚料理であった場合、魚を裏返すのはマナー違反です。
▽肉料理
魚料理と同様に、一口で食べられる大きさに切ってフォークでいただきます。先に全てを一口大にカットしてから、フォークを右手に持ち替えていただくのは避けましょう。
▽デザート
デザート用のスプーン、ナイフ、フォークを使用します。食後のコーヒーは一緒に出てくることもあれば、デザートを食べ終わる頃に出てくることもあります。

![洋食(フランス料理)のテーブルマナーを紹介します:r000016000612 | PARAFT [パラフト]](/files/alias_m1/000016000612/ipxyz54h0c01ac8f60bt2ep1.jpg)
大事な会食に備えて
この記事が気に入ったらいいね!しよう
PARAFTの最新記事をお届けします。
┳BIZ ETIQUETTE┻
大事な会食に備えて
WRITER
編集部チーム
PARAFT編集部
慣れていないと、いざという時に間違った作法で食べてしまうことも。会食の場できちんとできるよう、準備をしておきましょう。