ものづくりの記事2016.07.11
日本の産業をつくるキーマン
ものづくりエンジニアはどんな仕事? 必要スキルも紹介!
keyword: ものづくり エンジニア 転職 開発 未経験
2016.07.11 文章 / PARAFT編集部
ものづくりエンジニアはどんな業種で活躍している?
さて、そんな日本のものづくりの現場を支えるのが「ものづくりエンジニア」の存在。エンジニアというとIT系エンジニアを想像する人もいるかもしれませんが、本来は土木・建設・電気など広い分野で活躍する技術師を指す言葉なのです。まずはじめに、ものづくりエンジニアが活躍する業種にどのようなものがあるかをご紹介します。
▼ 電気や電子関連
冷蔵庫や洗濯機、エアコンや、医療機器の製造をおこなう電気機器製造業。半導体や電子回路基板、電子部品をつくる電子部品・デバイス・電子回路製造業など。
▼ 自動車
車を製造する自動車製造業。
▼ 機械
部品を加工する部品機械や産業用ロボットをはじめとする産業機械、農業用機械などの製造を担う生産用機械器具製造業。コピー機や分析機器のような、オフィスや研究室で使われている機械を製造する業務用機械器具製造業。今やなくてはならなくなったスマートフォンやパソコンをつくる情報通信機械器具製造業など。
他にも、電子工学と機械工学の融合であるメカトロ関連、医薬品や化粧品を含む化学・素材関連など、いわゆる製造業で力を発揮しているのが、ものづくりエンジニアです。
最もニーズの高いものづくりエンジニアは?
▼ 設計・開発・製造
航空機のエンジンや自動車、カーナビなどの設計、システムの開発。また、製品の組み立てや加工・検品などの製造ラインでも、ものづくりエンジニアが活躍。
▼ 化学
化学やバイオの豊富な知識のもと、新しい製品の開発や製造方法の研究などを行う。
▼ 実験
製品テストをおこない、性能を測定します。障害や欠陥など不具合が見つかった場合には、原因を調べるなどの大切な役割を担う。
製品テスト、実験や研究開発、部品やシステムの設計・開発など、さまざまな仕事が存在するものづくりエンジニア。どの仕事もひとつのものをつくりだすのに欠かせません。企業にとってとても大切な役割を担っているのですね。多種多様な仕事のなかでも特に需要が多いとされているのは、産業用機械の設計やテストをおこなうエンジニアです。
未経験OKも!ものづくり人材に求められるスキルとは?
場合によっては経験者でなくても可能な場合も。未経験者歓迎、しっかりとOJT研修から行ってくれる企業もあります。入社時の知識量については、企業によってそのハードルが全く異なりますので、転職を考え始めた方は希望する業種への応募条件をよく確認するようにしましょう。興味があり理解がある、自ら勉強をおこなっているなど意欲があれば、ものづくりエンジニアへの道も開けます。

![ものづくりエンジニアはどんな仕事? 必要スキルも紹介!:r000016000706 | PARAFT [パラフト]](/files/alias_m1/000016000706/iqhk347m01stac8f60776ij5.jpg)
日本の産業をつくるキーマン
この記事が気に入ったらいいね!しよう
PARAFTの最新記事をお届けします。
┳OTHERS┻
日本の産業をつくるキーマン
WRITER
編集部チーム
PARAFT編集部
未来をつくりだすものづくりエンジニア。活躍の幅は広がるばかりです。「もの」となって人々の暮らしに役立つのですから、やりがいを感じますし、携わった製品が完成したときの達成感は何事にも代えがたいでしょう。日本のものづくりの一躍を担っているエンジニアという職種、関心のある人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。