地方移住検討中の人必見

１Rの家賃相場で比較！全国で最も安い都道府県はどこ？

地方創生の影響もあり、地方へ移住して働く人も決してめずらしくない昨今。地方での働き方を考える上では「都会」「街中」「地方」「田舎」……そうした曖昧なイメージを一度見直してみませんか？日本各地の、1Rの家賃相場をまとめてみました。Uターン、Iターン、Jターンなど、地元で働くことを視野に入れているとき参考にしてくださいね。

2016.07.24 文章／ PARAFT編集部

ワンルーム平均家賃、全国一位の都道府県は……？

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一人暮らし向けのアパート・マンション情報を提供する「ミニミニ」は、「地域別家賃一覧表」として「ユニットバス６帖からセパレート8帖物件」の平均価格を算出しました。一覧表によると、1Rの平均家賃が日本全国の中でも安い傾向にあるのは「石川県」とのことです。石川県の1R平均家賃は、3.2～5.2万円。東京・渋谷区の平均家賃が8.0～9.7万円であることを思うと、約半額以下で同じ大きさの部屋に住むことができる計算です。さらに電気代・ガス代・水道代などが乗ることを考えると、驚くべき破格と考えられるでしょう。2015年に北陸新幹線が開通し、金沢駅までの交通網が整ったことからも、石川県は住みやすい土地と考えられます。しかし家賃は、経済をはじめとした社会の動向に合わせて変動するものです。移住を考えている人は、高騰する前になるべく早く理想の物件をキープすべきでしょう。

地域にピックアップして、価格の安い場所は……

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前述の通り「都道府県」という単位では、石川県が全国でもっとも安い傾向にあります。ではもうもう少し地域を絞って検討してみましょう。石川と同様に破格な地域として、群馬県の伊勢崎市が上げられます。伊勢崎の平均価格は3.2～4.0万円。同県の高崎市は4.8～6.0万円であることを考えると、同じ都道府県の中でも「地域」という単位にまで目を向けてみると、価格が大きく違うということが分かるでしょう。群馬県が属する「関東」という感覚で、他県の平均価格も見てみましょう。埼玉県大宮市は5.7～6.7万円、神奈川県本厚木市は5.0～6.5万円というデータが出ています。比較的都心へのアクセスが良好な関東地方の中でも、群馬県は安い価格で生活することができるようですね。さらにその中でも伊勢崎市は破格。UターンやIターンの場合「都道府県」にこだわるのか「市区町村」にこだわるのかも大切なポイントとなるでしょう。

エリアで検証！都市部から離れ、平均価格の安い場所

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先ほど渋谷区の例を出しましたが、やはり都内の価格は全国規模で見てもトップクラスと言えるでしょう。もちろん、関西地方でも都市部は高額になりやすい傾向にあります。例えば、大阪府千里中央地区では、5.5～6.0万円が平均価格です。都内と同等とは言わずとも、関西エリアも関東エリアと近い感覚と言えるでしょう。エリア別で安価なのは、中国エリアです。例えば岡山県に焦点をあててみましょう。岡山市の平均は3.9～5.6万円。倉敷市は3.5～5.0万円。さらに広島県広島市の場合なら5.0～6.0万円。呉市なら3.0～5.0万円というデータが出ています。中国エリアは一部の地域が大きく差がついている……ということでなく、平均価格が全体的に安いのが特徴です。関東エリア・関西エリアに比べいわゆる「大都市」へのアクセスは不便になってしまいますが、毎日の固定費となる家賃を節約することができます。

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