フレックスの記事2016.07.27
コアタイムはどう決める?
フレックスタイム制度の導入にコアタイムは必須ではなかった?
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2016.07.27 文章 / PARAFT編集部
「コアタイム」と「フレキシブルタイム」に分けられる
出典:ぱくたそ
フレックスタイム制で特徴的なのは、「コアタイム」という必ず勤務すべき時間帯と、「フレキシブルタイム」といういつ出勤退勤をしても良い時間帯が設けられていること。例えば、11:00〜17:00はコアタイム等と定められていた場合、その間は就労していなければなりませんが、それ以外の時間は業務に支障がなければ自分の裁量に任せて帰宅しても構いません。
フレックスタイム制は、労働時間を定めないことで業務効率が上がる、と予想される職種に採用されることが多い制度。一方でコアタイムは必ず導入しなければならないわけではなく、企業によってはコアタイムなしで、フレキシブルタイムのみで運用することも可能です。
フレックスタイム制を導入している、とはいっても、コアタイムがほとんどでフレキシブルタイムが極端に短いという場合は、フレックスタイム制とはみなされないこともあります。
コアタイムはどうして設定されている?
出典:ぱくたそ
コアタイムを設ける企業の導入理由は、大きく分けて2つあります。まず一つ目に、全社員が就業する時間帯を設けることで”統制をとる”ため。フレキシブルタイムだけだと、極端な例で全社員が帰った夜中にだけ働く、という働き方も可能。これだと会議設定がしにくくチームとしての統制がとれないことも発生します。
そして二つ目は、取引先の会社と良好な関係を築くため、といえるでしょう。社内だけでまとめられる案件ではなく、社外の人たちとやり取りしなければならない場合、コアタイムが設定されているとその時間帯に連絡し合えば良いので、先方からの連絡の行き違いなどを防ぐことができます。
コアタイムさえ抑えれば働き方をアレンジできる
出典:Pixabay
例えば10:00〜15:00がコアタイムだったとして、早朝勤務として7:00に出勤すれば、15:00のコアタイム終了とともに帰宅することも可能。早く帰れた分、趣味の時間や家族と過ごす時間にあてられ、プライベートも充実するでしょう。

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コアタイムはどう決める?
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コアタイムはどう決める?
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編集部チーム
PARAFT編集部
フレックスタイム制にはコアタイムは絶対に必要、というわけではありませんが、多くの企業はコアタイムを導入をしています。コアタイムというひとつの目安があったほうが、ダラダラと仕事をすることもなく、また取引先にとっても良いはず。コアタイムはしっかり就労しつつ、退社時間を早めて趣味に没頭するなど、さまざまな働き方ができるフレックスタイム制。今後導入する企業もますます増えていくでしょう。