株式会社の記事2016.08.01
株式会社の起源と歴史
世界と日本の「株式会社」の起源! 歴史から紐解くと?
2016.08.01 文章 / PARAFT編集部
世界初の株式会社、その起源とは?
そこで多くの出資者を募り、その出資の単位に応じて、航海の後に利益を分配するという方法を考えました。この出資こそが現在の株式の原型となっています。その後、東インド会社は200年に渡り利益を出し続け、株式会社という組織体はヨーロッパ中に広がっていくことになります。19世紀には産業革命が起こり、株式による出資を募り事業を拡大する業者が相次いで生まれていきました。
日本で最初に生まれた株式会社は?
第一国立銀行は、国立銀行条例による民営の国立銀行で、1873年8月1日に営業を開始した、日本初の商業銀行です。1971年、日本勧業銀行と合併し第一勧業銀行となるも、富士銀行・日本興業銀行と合併して機構再編、現在は「みずほ銀行」として営業しています。
また日本における株式会社の原型として、坂本龍馬が設立した「亀山社中」がそれに当たるとも言われています。
その他の株式会社と証券市場
そして同時期に1878年には東京と大阪を中心に証券取引所が設けられ、日本が戦争を通して豊かになっていく時代を背景に、11ヶ所の証券取引所が作られました。第2次大戦中は株式の取引が停止することもありましたが、1949年に各地の証券取引所は再開され、現代に至っています。

![世界と日本の「株式会社」の起源! 歴史から紐解くと?:r000016000838 | PARAFT [パラフト]](/files/alias_m1/000016000838/irbkyslr077mac8f60aznnlp.jpg)
株式会社の起源と歴史
この記事が気に入ったらいいね!しよう
PARAFTの最新記事をお届けします。
┳CAREER CHANGE┻
株式会社の起源と歴史
WRITER
編集部チーム
PARAFT編集部
株式会社の歴史は古く、日本では関ヶ原の戦いの頃、17世紀まで遡るものでした。日本でも欧米に習い明治維新の直後には設立されていることから、この時代の人間の先見性が伺えてきます。個人でも株式の売買がネットを介して非常に簡単になり、今後も個人投資家は増えていくことが予想されます。