地域の記事2016.08.22
これからの地方創生を担う
日本の地方に眠る力を掘り起こす「地域デザイン」とは?
2016.08.22 文章 / PARAFT編集部
地域デザインとは「まちのパワーをコーディネート」すること
しかし、地方に住むならそれなりの魅力がないと人は動きません。政府は「地方創生3本の矢」として、
・新しい交付金や税金などでお金の支援
・地域で必要とする人材の育成など人的支援
・地域経済分析システムの整備など情報の支援
を検討しています。
でも、これだけで地方は活性化できなく、魅力あるまちづくりはむずかしいでしょう。地域の主体はあくまで「そのまちに住む人々」です。住民と行政、そしてそのまちの民間団体やボランティア、企業も一緒になって魅力あるまちづくりを進めていく必要があります。
「地域デザイン」はこのような、まちのあらゆるパワーをコーディネートすることといえます。
地域デザインによりまちのニーズにきめ細かに対応できる
このように、ひとつの問題をとっても必要な解決策は地域により異なります。自分たちのまち自身の問題解決に必要な仕組みを「地域デザイン」により作り上げていくことで、より住みやすいまちになり魅力あるまちを作っていくことができるでしょう。
地域デザインって具体的にどんな仕事?
具体的には地元の人や行政担当者との人脈を築き、それらの会合に顔を出すこと、ニーズ調査や情報収集、データ分析を行い、表面的には出てこないようなニーズを掘り起こすこともします。必要に応じて外部から人材を呼び込むことを検討したり、住民の中からニーズを充足できるようなNPOなどを組織するサポートを行うことも仕事の一つです。

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これからの地方創生を担う
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これからの地方創生を担う
WRITER
編集部チーム
PARAFT編集部
地域デザインの仕事は、まちのあらゆるパワーを結集させ、魅力あるまちを創りだす、やりがいのある仕事です。目指したい方はコンサルティング会社の求人を探すことも方法の一つですが、「地域おこし協力隊」でも地域デザインに近い仕事を担うこともあります。ぜひ、魅力あるまちづくりを目指してください。