ダイバーシティーの記事2016.09.24
2種類のダイバーシティ
改革のカギ!ダイバーシティー経営が企業にもたらす効果とは?
keyword: ダイバーシティー 企業 多様性 大企業 グローバル
2016.09.24 文章 / PARAFT編集部
先天的な素質を受け入れる、第1のダイバーシティ
最も基本的な人種や性別といった、その人が生まれながらに持っている素質を、皆が互いに受け入れ認めること。様々なバックグラウンドを持った人が集まることは、それだけ多くの視点があることを意味します。いろんな人がいろんなアイディアを出すからこそ、新たな方針を打ち出すこともできるのではないでしょうか。
グローバル化が進む大企業はもとより中小企業においても、同一の価値観を持った人材を集めておくことよりも、新たな価値観を吹き込んでくれる人材を求める傾向が強まっていています。
それぞれのライフイベントからなる、第2のダイバーシティ
会社組織は、年齢や性別、それぞれの家庭で抱えている事情など異なる人たちで成り立っています。女性の社会進出や高齢化、人口減に伴い、それがより顕著となりました。かつてのように「残業も転勤も厭わない男性の正社員」を中心として、社員の働く環境を構築していては実態とズレが生じてしまいます。ダイバーシティ、すなわち多様性を受け容れることは、もはや今日の日本社会において不可避なのです。
ダイバーシティ経営がもたらす4つの効果とは?
▼ 職場内の効果
それぞれ力を発揮できる職場環境が整備されることで、従業員のモチベーションが向上。
▼ プロセスイノベーション
多様な価値観、事情を持つ人たちが能力を発揮できる働き方、職場環境を追求することで、効率性や創造性が高まる。
▼ プロダクトイノベーション
製品やサービスそのものを新たに開発したり、改良を加えたりすることに効果を発揮。
▼ 外的評価の向上
ダイバーシティ経営を実践していることが、社会からの認知度や評価の向上につながる。
(『METI Jouenal』の2014年6・7月号より)

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PARAFT編集部
ダイバーシティー・マネジメントは、グローバルな視点で考えるとなくてはならない取り組みです。女性の雇用や管理職登用への推進はもちろん、外国籍の方々の積極的な雇用、障害者雇用にも繋がります。多様化する社会に向けて、取り組んでいる企業には注目したいですね。