薬剤師の記事2018.02.08
全国で働ける薬剤師
薬剤師になるために必要な資格、仕事内容とは?
2018.02.08 文章 / PARAFT編集部
患者と医師をつなぐ架け橋・薬剤師
ですが、医師の出した処方箋の通りに必要な薬を調剤するだけが、薬剤師の仕事ではありません。患者が過去に薬疹など薬によるアレルギーがなかったか、妊娠の可能性はないかなど、しっかりと把握し確認するのも薬剤師の役割です。また、薬を飲んだ患者にどんな変化があったのか、効き目などの情報を吸い上げ医師に伝えるという、患者と医師をつなぐ架け橋的な役割も求められています。
調剤薬局ではない一般的なドラッグストアにも薬剤師の需要はあります。ドラッグストアでは、処方箋なしに買える市販薬の販売をするのも薬剤師の仕事の一つ。お客様から症状をリスニングしたうえで的確な商品を勧め、その使用法や注意事項を伝える役割を担っています。
薬剤師の活躍の場は病院や製薬会社にもあり!
その他に、自社の薬の適正使用の方法を推奨するMRという職種にも注目したいところです。MRは営業に近い仕事で、一般的に年収が高いと言われています。薬剤師資格が必須ではありませんが、薬剤師資格を持っているほうが有利なのは間違いないでしょう。
薬剤師になるにはどうすればいい?
まず、高度な専門知識を身につけるため、6年制の薬学科がある大学に進みましょう。その後、薬剤師になるための国家試験「薬剤師国家試験」を受験し、合格すれば晴れて薬剤師として働く資格を得たことになります。
医療系の学問ですので、学費が高いことも忘れず頭に入れておきましょう。ちなみに国公立大学へ通うか、私立大学へ通うかによって学費は大きく異なります。例として一部の大学を見てみましょう。※各大学HPより引用し、2016年度の初年度授業料を比較
【国公立大学】
・京都大学、東北大学など国立大学/名古屋市立大学など公立大学
→ すべて、¥535,800(授業料)
【私立大学】
・慶應義塾大学薬学部薬学科:¥1,903,350(入学金を除く初年度納付金)
・明治薬科大学薬学科:¥1,340,000(授業料)
大きな差がありますから、受験に際してはよく確認するようにしましょう!
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PARAFT編集部
やりがいがあり、安定して働ける薬剤師。ですが、現在の仕事を続けながら医学部の薬学科や薬科大学に6年間通うのはハードルが高いと言えます。目指すならば本腰を入れて準備をし、長期計画で臨むことをお勧めします。