同一労働同一賃金の記事2016.09.14
非正規雇用の待遇改善を目指す
「同一労働同一賃金」とは?メリットデメリットも合わせて紹介
keyword: 同一労働同一賃金 非正規雇用 雇用形態 待遇改善 給料
2016.09.14 文章 / PARAFT編集部
同一賃金同一労働をスタンダードに、という動き
同一賃金同一労働は本当に実現できるのか?
たとえば、ドイツ・フランスと日本の賃金制度の比較をすると、欧州では『産業別労働協約』にて職種や技能グレードに応じた賃金利率を決定するのに対し、日本の賃金制度は企業ごとにそれぞれ定められています。このことからも、同一賃金同一労働は実現には抜本的な改革が必要であることがわかります。
実施された場合のメリット・デメリットは?
雇用形態の違いに関わらず、同じ給料がもらえることになるので、非正規雇用の待遇が改善される。それにより仕事へのモチベーションも上がる。
▼デメリット
同一賃金の設定が”低い”水準で一律されれば、正規雇用の収入が減る可能性があります。反対に”高い”水準で一律されると、人件費が高騰し、企業の雇用意欲が抑制されることにつながるのではないかと懸念されます。

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非正規雇用の待遇改善を目指す
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非正規雇用の待遇改善を目指す
WRITER
編集部チーム
PARAFT編集部
同一賃金同一労働実現に向けての働きかけは進んでいますが、まだまだ解決しなければならない課題はあります。いずれにせよ、実現するには制度を大きく変えるような改革が必要だといえるので、もう少し時間はかかりそうです。