フリーランスの記事2016.09.08
自由契約の◯◯が語源?
日本でも増加中のフリーランス(freelance)とは?
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2016.09.08 文章 / PARAFT編集部
フリーランスの語源は、中世の戦士にあり!
出典:Pixabay
元々、フリーランスという言葉の語源は、英語の「freelance」であり、直訳すると「自由な槍騎兵」となります。その歴史は、戦争が頻繁に行われていた中世時代まで遡ります。当時の戦士の中には、決まった国に属さず、自由契約で戦いに参加する槍騎兵がいました。報酬と戦いの意義に納得ができれば、どの国とでも契約し、戦士として戦ったのです。この槍騎兵たちが、フリーランスと呼ばれていました。
やがて、フリーランスという言葉は「組織に属さず、自由な意思を持ち、独立して働くこと」という意味に時を経て変わっていったのです。
アメリカでは一般的な働き方であるフリーランス
出典:Pexels
日本でも、一部の専門職では以前からフリーランスが存在していました。弁護士などが独立して事務所を持つ場合や、塾講師などが教室を持つ場合、作家などが自由契約で仕事をする場合などです。また、近年、IT技術の発展により、プログラマーやエンジニア、Webデザイナーなどのフリーランスも登場しています。クラウドソーシングの仕組みにより、副業としてフリーランスの仕事を行う人々も増えてきています。
日本のフリーランスは発展途上!?
出典:Pixabay
しかし、世の中のフリーランスへの関心は高まっていて、フリーランサーも年々増加しています。日本政府が後押しする「地方創生プロジェクト」でも、たびたびフリーランスが話題にあがります。地方創生プロジェクトで推進している地方移住に、”仕事場所にこだわらないフリーランス”を呼び込もうとしているのです。移住先として名乗りを上げている町の中には、フリーランサーが住みやすい町づくりを強みにしているところもあります。

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自由契約の◯◯が語源?
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自由契約の◯◯が語源?
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編集部チーム
PARAFT編集部
語源が中世の戦士にあるということは、フリーランスには500年以上もの歴史があるともいえます。今も昔も、フリーランスの根底にある精神は同じものです。自分の実力を武器に、縛られず自由に戦い、報酬を獲得していきましょう。