ドイツの記事2016.09.10
手厚いサービスのベルリン
ドイツ・ベルリンにフリーランスが多くいる理由とは?
keyword: ドイツ フリーランス ベルリン 移住 アーティスト
2016.09.10 文章 / PARAFT編集部
ドイツはビザの取得が他の国に比べて比較的簡単に取得可能
出典:Pexels
”アーティストビザ”はアーティストとしてしか働けないため、必要書類を提出すれば即日ビザが発行になることも。アーティストとしての証明ですが、プロでなくても今までのポートフォリオや活動記録を見て認められるケースもあるようです。フリーランスビザの場合、「翻訳家とブロガー」など、複数の仕事を行うことができます。その分、提出する書類もアーティスト用より多くなっています。比較的楽に取得できるフリーランスビザから、現地で就職して就労ビザに切り替える方もいます。
フリーランスとして働く場合、こんな仕事があります
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▼ ライター
▼ 通訳・翻訳家
▼ ブロガー
▼ ツアーコンダクター
▼ 日本人向けのコンサルティング業
▼ 日本語教師
などです。カメラマンやイラストレーターなど独自のスキルを持っている場合、営業活動をすることで、現地企業の仕事を請け負うことも可能です。ベルリンはシリコンバレーと比べられることもあるスタートアップの聖地なので、プログラマーなどIT系の自営業者として働く方もいます。
ベルリンで働くメリットや魅力とは?
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Soundcloudをはじめスタートアップ企業が多く、イベントも頻繁に開催され、リアルな横のつながりもできやすいです。治安や交通の便も良く、家賃も他の都市に比べ安いというところも魅力的。しかし、近年ベルリンに移住する方が増えているため、最近は物件を探すのに少し難しくなっているようです。旧西ベルリンの山の手地区が特に治安が良く住みやすいですが、家賃は高めになっています。家賃節約のため、WG(ヴェーゲー)と呼ばれるシェアハウスに住む人も多いです。
デジタルノマド向けの代表的なサイトNomad Listによると、インターネットの通信速度は25Mbpsで、町の評価もエアコンディションを除いておおむね高評価です。また、テクノの祭典「ラブパレード」やベルリンフィル、ストリートアートなど、いろんなアートに触れられる機会が多いのも良い点です。ドイツ語の国ではありますが、多くのことが英語で理解できるようになっているのも、日本人としてはうれしいですね。

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PARAFT編集部
仕事をしながら海外で生活してみたい、というフリーランスの方にベルリンはおすすめの都市です。ビザの取得には各種書類の提出など少し手間がかかる部分もありますが、インターネット上にはベルリン移住に関する情報が多くあります。経験者の方の意見を参考に、ベルリンで働いてみてはいかがでしょうか。