有効求人倍率の記事2020.09.30
有効求人倍率とはなにか?
有効求人倍率とは何の指標?ここ近年の推移も合わせて紹介
2020.09.30 文章 / PARAFT編集部
転職・就職する人は知っておきたい有効求人倍率とは
「~~~有効求職者数に対する有効求人数の比率のこと~~~」
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となっています。有効求人倍率は現在の労働状況を表す数字としても使われることが多く、この数値を見ることで日本の経済状況を把握することもできます。
有効求人倍率はハローワークの求職者数と求人数を元に計算されています。有効求人倍率は1を基準にしており、1より高ければ人を探している企業数が上回っており、1より下ならば求人数のほうが多いという状況を表します。
有効求人倍率を見てみると、最近は上昇傾向にある
経済を示す指数として完全失業率と呼ばれるものがあります。この数値は、日本において仕事をしていない人を算出している数値で、有効求人倍率と同じく大事な指数とされています。現在の完全失業率は3.0ポイント前後となっており、改善傾向にあります。
求人数が増えているのは外食を始めとする飲食関係で増えている傾向にあります。ほかにはメディカル系や商社、流通関係の仕事で増えています。今では求職者数よりも企業の求人数のほうが多く、仕事を見つけやすい状況になっています。
有効求人倍率は増えているけれど、今後も注意が必要
現在も有効求人倍率は増加傾向にありますが、正規社員の雇用は0.8倍前後と言われています。これに対して非正規雇用は1.2倍前後というデータがあり、現在の有効求人倍率を引き上げているのも非正規雇用の求人数増加が理由です。
この現状に対して、求人数は増えても求職者数がそこまで増えていません。有効求人倍率が増えているからと言って、すぐに仕事を辞めて転職を考えるのは早計です。仕事の内容や求人内容を踏まえてから転職することが大切です。

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編集部チーム
PARAFT編集部
今回は有効求人倍率についてご紹介しました。有効求人倍率は日本経済を示す指標の1つで、転職や仕事をする上でチェックしておきたい数値になってきます。今後のあなたの働き方にも影響してくる数値ですので、意味を理解して日本経済をしっかり理解しながら動いていきましょう。