海外の記事2016.10.15
日本を飛び出しグローバルに働く
海外で働きたい! でも「海外の求人」はどうやって探す?
2016.10.15 文章 / PARAFT編集部
① 海外求人にはどんなものがあるの?
出典:Pixabay
国連やユニセフ、世界銀行など世界に貢献する機関で働きます。JPO派遣制度という、正式職員になることを希望する人のための研修制度やインターンシップもあります。
▼ 駐在員
日本企業で海外赴任するケースです。希望する国に行けない可能性もあります。また、国内勤務になるケースも。
▼ 現地採用
日本企業の現地オフィスに採用、現地企業の本社などで採用のケースがあります。日本企業の現地オフィスの場合、語学力に関するハードルが下がります。給与は現地並みなので、駐在員よりかなり安いケースも。
▼ 外務省関連職員
各国大使館で庶務的な業務を行う外務省在外公館派遣員や外務省在外公館専門調査員、公邸料理人など。
▼ 青年海外協力隊
期間限定ではありますが、主に途上国支援の仕事を行います。39歳までは青年海外協力隊、40歳以上はシニア海外ボランティアという名称です。
② 海外求人の探し方にはどんなものがある?
出典:Pixabay
外務省国際機関人事センターhttp://www.mofa-irc.go.jp/のWEBサイトで情報を検索できます。
▼ 駐在員
転職エージェントや人材派遣会社を利用する、または、各企業のWEBサイトの採用情報欄や求人情報が掲載されたWEBサイトで求人をチェックします。
▼ 現地採用
転職エージェントや人材派遣会社を利用する、または、求人情報が掲載されたWEBサイトで求人をチェックします。ビジネスSNS・linkedinや北米ではcraigslistも活用されています。知人や海外勤務のブロガーからの紹介なども。ワーキングホリデーにエージェントを利用して行く場合、エージェント会社が仕事を紹介してくれることもあります。
▼ 外務省関連職員
一般社団法人国際交流サービス協会http://www.ihcsa.or.jp/のWEBサイトで情報を検索できます。
▼ 青年海外協力隊
青年海外協力隊(http://www.jica.go.jp/volunteer/application/seinen/)のWEBサイトで情報を検索できます。
③ 転職するための条件はあるの?
出典:Pixabay
応募するポストの関連分野での修士号以上の学位、応募するポストによりますが関連分野での勤務経験2年以上、英語かフランス語で仕事ができるレベルの語学力が必要です。JPO派遣制度・インターンシップを利用しない場合、即戦力が求められます。海外経験や志の高さ、タフさも重要です。
▼ 駐在員
その分野の業務経験を重視。即戦力を求められます。管理者として派遣されることも。海外に派遣されるためには語学力を磨くことや社内で実績を残すことも重要です。
▼ 現地採用
日本で求職活動をする場合、その仕事の実務経験が必要です。現地で勤務先を見つける場合は、インターンシップやワーキングホリデーの延長で就職できることも。日本人向けのコールセンターや日本食レストランなどは語学力は問われませんが、今後の転職時にキャリアとして活かせない可能性があります。
▼ 外務省関連職員
外務省在外公館専門調査員は、修士号の学位または学部修了後3年以上の実務経験者、その大使館の国の語学力が必要です。また、普通自動車運転免許もあると有利です。外務省在外公館派遣員は、高校卒業以上で普通自動車運転免許が必要です。公邸料理人は調理師免許を持っているか、調理の実務経験が5年以上必要です。
▼ 青年海外協力隊
英検3級もしくはTOEICスコア330レベルの語学力。職種によってはもっと高度な語学力が求められることも。派遣先の言語は派遣される前に研修があります。実務経験が求められますが、専門の資格が求められない職も一部あり、そちらは求人倍率が高いようです。開発途上国に派遣されるため、心身ともに健康な方が選ばれやすいです。

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編集部チーム
PARAFT編集部
海外勤務はチャレンジの連続かもしれません。しかし、海外勤務によって多くの刺激を受けることは、今後の人生にもプラスになることでしょう。もし、海外で働きたい! という気持ちがわいたら、ぜひチャレンジしてみてください。