ドローンの記事2016.10.19
ドローンで常識が覆される?
ドローン登場によってどんな仕事がなくなり、生まれるか
2016.10.19 文章 / PARAFT編集部
空撮や警備、農業の分野にドローンは進出中
出典:Pixabay
その一つが空撮です。映画やテレビばかりか、ドローンを使った空撮映像を卒業記念のアルバムやDVDに使う小学校や幼稚園もあるほど、ドローンによる空撮は当たり前のものになりつつあります。
また、警備にもすでにドローンは力を発揮しており、セコムやALSOKなどの警備保障会社が、ドローンを使った監視サービスをスタート。日本はドローン飛行の規制が厳しく、夜間の工場や商業施設、太陽光発電所など、基本的には「無人地帯」の飛行を前提としています。
ほかに農薬をまくなど、農業にもドローンが進出しています。ただまくだけではなく、農産物の成長を見守りながら、段階に合わせて農薬を散布するなど、効率よく農産物を育てられるため、ドローンの活用がますます進むと考えられています。
ドローンに仕事を奪われる人が出てくる!?
出典:Pixabay
ロンドンを本拠地とする世界有数のコンサルティング企業、プライスウォーターハウスクーパースの調査結果によると、ドローン産業の市場予測は今後数十年で13兆円以上に達し、さまざまな産業でのサービスや労働が、ドローンに取って代わられると予測しています。
ただし、ドローンが普及することによってなくなる仕事ばかりではありません。ドローンは空の産業革命といわれるほど、新規ビジネスの可能性を秘めているといわれています。今までは存在しなかった、新たな仕事が生まれる可能性も高まっているのです。
ドローンは空の産業革命! 新たな仕事も誕生する
出典:Pixabay
各国ではすでに、ドローンの操縦者が不足し始めていて、ドローンの操縦を学べる訓練学校が大盛況なのだとか。日本にも、ドローン操縦士養成を目的としたスクールが、全国各地にできはじめています。
また、ドローンを町おこしに活用しようと考えている市町村も存在します。徳島県那賀町もその一つ。この町は過疎化の進みが深刻でしたが、人口密度が少ないことをウリに、日本一ドローンが飛ぶ町を目指しているのだそうで、来たる2016年12月11日開催の「全国ドローンレース選手権」の会場にもなっています。

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ドローンで常識が覆される?
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ドローンで常識が覆される?
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編集部チーム
PARAFT編集部
2016年12月11日「全国ドローンレース選手権」は、日本全国4エリアで同日同コースで開催される初めてのドローンレースだそうです。実は、筆者の友人がこのレース開催のために奔走しておりました。各国で活況のドローンレースを参考にしたイベントも企画中とか。アーリーアダプターとしてドローンの最新事情を抑えたい人にはおすすめのイベントです!