ものづくりの記事2016.11.10
大好きな服作りを仕事に
日本のものづくり!服飾系の職人になるには?
2016.11.10 文章 / PARAFT編集部
弟子から入って服飾系の職人を目指す
しかし、はじめから難度の高い技術を教えてもらえるわけではありません。基礎的な技術はもちろんのこと接客や掃除などの雑用を任されることがほとんどです。レベルが上がれば上がるほど難しい仕事も任されるようになり、早い人であれば数年で独立することができます。
その一方で弟子として入るとお給料が低額であることがほとんどであるため、覚悟をする必要があります。
地方のものづくり学校で伝統的な技を学ぶ
服飾系では兵庫県神戸市にある神戸ものづくり大学が有名です。2000年に設立されたこの大学では開港以来神戸に伝わる神戸服や神戸靴、神戸家具の伝統的な作り方を習います。兵庫県洋服商工業協同組合や神戸靴メーカー協同組合など各組合や業界がバックアップをしてくれるため卒業する頃には立派な職人になれるでしょう。
18歳以上30歳以下であれば入学できるため、大学を卒業してから職人を目指して入学する人も少なくはありません。
企業に入ってから一流の職人をめざす
日本にも大小さまざまなアパレルブランドが存在します。ほとんどのメーカーではただ洋服を作ればいいのではなく販売戦略を考えたり製品管理をしたり、ときには営業をしないといけないときもあるでしょう。職人には関係のない仕事と思われるかもしれませんが、いくら良い洋服を作っても購入してくれるお客様がいなければ意味がありませんよね。さまざまな仕事に関わることで職人として大切なことは技術だけではないと学ぶことができるでしょう。
デザイナーやパタンナーを目指している人はある程度服飾に関する知識が必要なので、あらかじめ勉強しておく必要があります。

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PARAFT編集部
日本で編み出された素晴らしいものづくりの技術を継承する職人が減ってきています。しかしその状況から現在は学校の設立などを補助する動きも見られるため、職人を目指しやすくなっているのです。自分にあったスタイルで職人を目指すのが一番良いと言えるでしょう。