新卒の記事2016.12.03
1つの企業には何年勤める?
各国の平均勤続年数を比べてみました
2016.12.03 文章 / PARAFT編集部
日本の勤続年数はまだまだ長かった!1~3年未満が多い国も
出典:Pixabay
日本で最も多いのは「5年以上10年未満」の層で22.5%、10年以上働く層を合わせると44.8%という結果に。一方で、各国の「10年以上」をみてみると、アメリカ29.1%、イギリス32.0%、ドイツ41.1%と、長く勤める人の割合が日本よりも少ないことがわかりました。
日本で転職市場が活発になっているとはいえ、5年以上勤務する人の割合は6割以上。カナダ・イギリス・デンマークなどは3年未満の割合が4割を超えていることからも、日本よりも短いスパンでキャリアチェンジをしていることが分かります。
20代で転職するなら、何年目がタイミングが良い?
出典:Pixabay
未経験の仕事に挑戦するならば、新卒から3~4年後、25歳~26歳程度で転職をするのが良いでしょう。入社して半年や1年で転職をすると、若くて柔軟性はあるが継続性がないと判断されることがあるからです。“新人”から抜け出せることまで、少しでも多くの実績をもっているほうが転職には有利でしょう。企業が新卒ではなく第二新卒を採用するメリットは、若年でありながらビジネスマナーや社会人の基礎力がついていることだという点も押さえておきましょう。
同業でキャリアアップをしていくのならば、6~7年目、28歳~29歳、つまり30歳にギリギリ到達しない程度の年齢での転職がおすすめです。経験者としてアピールできる実績を作っておきましょう。
転職をしないキャリアはいけないのか?
今の状況に満足しているのであれば、一社で活躍し実績を残し、会社と社会に貢献してきたキャリアは何ものにも代えがたい価値あるものです。自分のやりがいや、生活スタイルとあった働き方ができる環境をいち早く見つけられた、幸運なキャリアだったとも言えるでしょう。
これからは、社内の情報だけでなく世の中全体の流れや社外の人とのコミュニケーションがイノベーションを生むと期待されています。転職をしないとしても、経済や業界の最新情報について常に学習し、魅力的な人材であり続ける努力をしておきたいですね。

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PARAFT編集部
海外では、日本よりも平均勤続年数が短いことが分かりました。転職活動がメジャーになり、キャリアの選択肢が増えてきた今、あらためて自分に合う働き方、望むキャリアのかたちを思い描いてみましょう。自分にピッタリの働き方をみつけ、毎日を充実させていきましょうね。