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未来の働き方の記事

「未来の働き方」とは?佐々木俊尚氏スペシャルインタビュー:r000016001660 | PARAFT [パラフト]

2016.02.29

未来の働き方の記事2016.02.29

これからの働くを検証する

「未来の働き方」とは?佐々木俊尚氏スペシャルインタビュー

keyword: 未来の働き方 正社員 地方 ハタラキカタ ネットワーク

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これからの時代、「ハタラキカタ」というものはどのように変化していくのか。また、無くなる仕事生き残る仕事というのは存在するのか。「新しいハタラキカタ」について考察するイベントRe:WORKにてゲスト登壇していただいた、ジャーナリストであり評論家である佐々木俊尚氏にお話を伺いました。

2016.02.29 文章 / PARAFT編集部

正社員かどうかなんて重要じゃない

– –「働く」ということは、今後どういう風に変わっていくとお考えですか?

1つは、会社員とそうでない人の境目が消滅していきますね。会社の大きな流れとして、ビジネスプロセスアウトソーシングがここ20年すごい勢いで進んでる。全部外に出していきましょう、と。そうなると最終的に会社組織はコアしか残らない。このように境界線がなくなっていき、自分が正社員かどうかというのは大きな問題でなくなるんですよ。今までのように「とりあえず大企業に勤めればOK」というわけにはいかない。普段からどこに自分の居場所があるか戦略的に考えていかなければならないんです。

– – 今後の世界で一体どんな人物像になればもしくはスキルがあれば生きていけるのか。

日本の大企業の問題点というのは、研修制度はしっかりしているが、その会社への専門家になってしまい専門性が高められない。濱口桂一郎さんなどもおっしゃっている「メンバーシップ型雇用」と「ジョブ型雇用」というのがあるんですけどね。欧米はジョブ型雇用なんです。例えば、経理だったら経理だけをやる。必要なくなったらクビにはなるが、他の会社で経理として働ける。それに対し日本の場合はメンバーシップ型雇用で、「◯◯会社の社員」という肩書きで入社するまで何をやらされるかわからない。日本の高度経済成長時は、メンバーシップ型が有効だったけど、海外に工場を展開するなどグローバリゼーションが進むにつれジョブ型に移行しつつあると言われています。つまりジョブ型雇用が一般的になることに備えて、自分の専門性を高める必要が出てくるんです。

また、先ほどのように企業の外部と内部の境目がなくなってくる。そうなってくると最終的に色々なところで救われるのが外部ネットワークなんです。わたしの本で紹介している「弱いつながり」と「強いつながり」というのがあるんですけどね、社内だけでのつながりである「強いつながり」だけしか持っていないと転職しにくくなる。転職に有効である外部との「弱いつながり」の方が、そういった情報が入ってきやすい。同じ会社にいると課長の悪口ぐらいしか入ってこなくて、新しい情報が入ってこない。それよりも、たまにしか会わなくても、別の会社とか別の業種の人の方が新鮮な情報を持っている可能性が高いからそういう人たちと仲良くした方がいい。日本も段々そうなりつつあるんです。facebookだってあるんだからそれを使えば知らない人と仲良くなるのはとても容易になってきている。ハローワークとかに頼らずに、口コミで仕事を求めている会社だってたくさんあるんだからそういう口コミネットワークに入り込む方が重要なんじゃないかな。

企業側の求人情報をもっと明確に

– – それではちょっと視点を企業側に移します。企業は優秀な人材を得るのに、どういったものが必要になってくると思いますか。

基本的にはさっき言ったような外部とのネットワークが重要ですね。優秀な人がいそうなところにネットワークをはっておくこと。ハローワークなんかで応募しても優秀な人材なんて集まらないんだから。あとは、企業が何をやろうとしているのか、もっと明確にしていく。これからはメンバーシップ型ではなくジョブ型の仕事を中心に雇用していく、というのが普通になっていくと思うんですよ。漠然と「この会社に来て欲しい優秀な人材」というのではなくてね。「どういう目的で、どういう人を雇おうとしているのか、そのためにこういう人材が欲しい」という風に言語化できることが重要になっていきますね。

– – Paraftは「多様なハタラキカタ」にフォーカスしたメディアですが、「ハタラキカタ」の多様性についてどういう見解をもっていますか。

実はね、四六時中この会社のに尽くして欲しい、という人材を求めるよりも、そこから溢れている人の方が優秀な人材が多いんですよ。典型的なのは育児中のお母さん。そういう人たちって仕事はしていないけどむちゃくちゃ能力高かったりするんですよ。キャリア断絶、社会から一回離れていることが不安になっている。スキルが希薄化していることに不安。だから、そういう人たちをマッチングしていくことが重要。それこそ年齢も関係ない、50代60代などの転職適齢の年齢越え、一般的な求人から溢れている人、フルタイムで働けない人などの中から如何に良い人材を見つけるかということが重要になっているんじゃないかと想います。

– – 昨今よく言われているのは、「こういう仕事がなくなる。新たにこういう仕事ができる」というのがありますが、これから「この仕事が重要になってくる」というものはありますか。

絶対になくならない仕事はいくつかあってですね。なくなる仕事について言えば、今みんなが注目しているデータサイエンティストという仕事。最近のビッグデータって人工知能化してるので仮定そのものも発見してくれるという方向にきてるわけです。そうなってくるとデータサイエンティストっていらなくなってきて、ビッグデータ解析が一般化すると言われているんです。どんどん機械に置き換えられていく、というのはどうしても起きてしまうんですよね。でもね、人間と人間の間を取り持つとか、人をマネージする仕事はなくならないんですよ。もちろん工場が全員ロボットになってしまえば、工場に勤めている工員さんをマネージする人はなくなるかもしれませんけど。優秀なプログラマーやデザイナー、クリエイターなどの人間関係をよくするのは機械ではできない。しかも、優秀な人材はいつまでも減らないからそこを上手くまとめてくれるコーディネータは永久になくならないんです。こういう仕事をしていると、何でもかんでもIT化して非人間性だとか言われるが、そうではないんですよ。全てどうでもいい単純作業はハードウェアに任せましょう。全部なしにして最後に何が残るか。それが人間性だよね。人間の創造力。そこを創造する力が重要。

働く場所は必ずしも1つでなくてもといい

– –「ハタラキカタ」というのも含めて地方と都心、どういう風に進んでいくと思いますか。

さっきも言ったネットワークは大事で、facebookだけでは完結しないので、リアルで会う場所は凄い重要なんですよ。地方に関しては、昔は移住だったんだけど、例えば東京本社のITベンチャー企業の徳島の神山町にあるサテライトオフィス。東京から移転するわけではなく、2拠点にしてますよね。2拠点にすることによって行ったり来たりでき、規模が活性化されたり地方に隠れた人材を吸収したりとか田舎に行きたい人は田舎に、都会に行きたい人は都会に、と2つの拠点を自由に行き来することによりハタラキカタの多様性を自由化させる。Googleなんかが有名なんだけど、GoogleのR&D、開発拠点は世界中にあるんですよ。R&Dの人はどこに行ってもいい。ニューヨークでも東京でも。こうやって働き方の多様性を担保する。おそらく地方と東京の関係性もどちらかではなく、ネットがあってコミュニケーションが簡単だし、移動の自由と通信の簡単さを担保することで行ったり来たり、そういう多様性に向かっていく可能性が高いんじゃないかな。

– – これから日本はどうなっていくと思いますか。

めっちゃ難しいですね(笑)どの切り口で話すかによるんだけど、1つ言えるのは日本はずーっと村社会と言われているが本当に伝統かというとそうでもないんです。ある社会学者が指摘しているのですが、日本で村社会が成立しのは1600年以降で400年しか続いてない。でも日本という国が成立してからは2000年以上経っているから、別に村社会にする必要性はないんです。今起きてるのは村社会よりグローバルな、かつて戦国時代、室町時代にあったような社会に変容している可能性があるわけです。今の若い人を見てると見知らぬ人を信用するという文化がでてきている。誰とでもとりあえず喋れるようになるとかね。

そういう意味でもアメリカ型の信頼社会に変化してきてるんじゃないかな、と。前よりも固定的に村の内と外と分けて、「うちの会社は〜」とするのではなく、もう少し開かれた形になっていく可能性は1つある。ただ一方で、地方が今すごい勢いで崩壊し始めていて、おそらくあと10年もすれば消滅するわけですよ。地方の中核都市も人口が減ってきてるからショッピングモールが成立しなって、そうすると人が住めなくなるということが起きる。また一方で、神山町のような拠点拠点で生き残る都市もあるので、それらのまだら模様が激しくなってくるんじゃないかな。

ただまぁ、移動の自由はすごい勢いで確保されていると思うので、地方と東京を移動しながら様々な多様性を担保した形で生きられる人が増えてくると思う。一方で、それについてこれない人たちもどうしても増えていきちゃう。ブラック企業みたいなね。それではそういう人たちをどうやってうまく社会として包摂していくかが今後の課題なのかな。

そして、二極化する都市で違うのは、そこにコミュニティがあるかどうか。例えば、福岡は街のコミュニティというのがあって、東京の人も参加できる。東京によく行く人だったり、東京からよく行く人がいたりしてそのコミュニティがある。つまり、受け皿がある。そういう意味で、長崎出島みたない東京の出先があるかどうか。地方といってもぽつんぽつんと人が点在しているのではなく、まとまって東京と交流する。そういうイメージじゃないかな。つまんない自己啓発セミナーなんて行かない方がいいですよ(笑)

– – 最後に、転職したい働き盛りな人たちにメッセージを

コミュニティが大事。特に専門性のあるコミュニティ。広報だけのあつまり、プログラマのあつまりなど、いろんな専門家の集まるコミュニティがあるんだから、自分で目標があるんならそういうとこに積極的に参加して刺激を受ける。一所懸命仕事をする。向上する。そうすると転職の話ももらえるだろうし。そういうコミュニティで自分の専門性を磨いていく、というのが重要なんじゃないかな。スローガンだけ掲げているセミナーだけには行かないほうがいいですよ(笑)

WRITER

編集部チーム

PARAFT編集部

【プロフィール】1961年兵庫県生まれ。毎日新聞社、アスキーを経て、フリージャーナリストとして活躍。公式サイトでメールマガジン配信中。著書に『レイヤー化する世界』(NHK出版新書)、『キュレーションの時代』(ちくま新書)、『家めしこそ、最高のごちそうである。』(マガジンハウス)、『自分でつくるセーフティネット』(大和書房)など。

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