看護師の記事2017.01.02
働き方改革すすむ医療現場
連続勤務は何日まで?看護師の夜勤シフトの実情とは
2017.01.02 文章 / PARAFT編集部
入院施設の有無で勤務体系は大きく異なる
出典:Pixabay
一方、入院施設のある病院や大学病院といった医療機関の場合、24時間体制で患者のケアを行わなければならないため交代制勤務となり、当然夜勤も発生します。夜間には患者からの要請にいつでも応えられるようにナースセンターに常駐し、患者の容体の変化に迅速に対応します。また、ドラマであるような救命施設に勤務すると休憩時間がいつもしっかりと取れるわけではないようです。
具体的な看護師のシフトはこうなっている
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医療現場の過酷な労働状況はすでに課題として取り上げられており、改善のための施策を打つ病院も出てきています。厚生労働省がとりまとめた『医療スタッフの勤務環境改善等に向けた取組事例』によれば、短時間正社員制度の導入や休憩施設を別フロアに設けるなどして働き方にも変化を加えています。
夜勤が連続することはあるのでしょうか?
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実は、日勤と夜勤を両方担当する場合は、夜勤時間は月間72時間まで、夜勤専属の場合は月間144時間までと制限時間が設けられています。したがって、この制限時間を超えない範囲でシフトが組まれています。日勤と夜勤の両方に入るか、夜勤専属になるかは職場によって異なります。一般的に夜勤は手当がつくため、夜勤専属の方が給料が高いという傾向にあります。

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PARAFT編集部
看護師はオフィスワークに比べて勤務時間が不規則であることはたしかです。しかし、やりがいと社会貢献度の高さは言うまでもありませんね。今後も多様な働き方が選択できるような仕組みが作られていくことを期待します。