シビアの記事2020.03.18
会話によく出る単語シビア
シビアの意味や語源は?ビジネスで使える例文、類語も解説
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2020.03.18 文章 / PARAFT編集部
「シビア」の意味、語源は?
日本語で使われる「シビア」には、「厳しい、過酷な」という意味があります。
三省堂『大辞林第三版』によると、「要求・条件が過酷であるさま。また、批評・言動などが容赦なく、手厳しいさま」とあり、何かの状況で「厳しい」と感じたときに使用する言葉です。
▼ 「シビア」の語源
「シビア」は、ラテン語の「Severe(深刻な)」が語源。
「シビアな意見」「お金にシビアな人」など、深刻な状況を表すときに使う言葉です。
ビジネスで使える「シビア」の例文
「シビア」には「厳しい、過酷、深刻」などの意味がありますが、幅広く使われている言葉だからこそ、使うタイミングを間違えると少し恥ずかしい思いをすることも。
ここからは、ビジネスシーンで「シビア」を使うタイミングや例文を紹介します。
▼ 「シビア」を使うタイミングや例文
例えば、とある会社と取り引きを成功させたいけれど、お互いの関係性や事業規模などから到底成功しそうにない場合。現実的に考えて、厳しい交渉なので「これはシビアな交渉だ…」と使えます。
また、「家庭のお小遣い事情が厳しくて、誰にも何も奢らない上司」を「ケチ」と表すのではなく、「金銭的にシビアな人」との表現もできます。
他にも「シビアな目で見られている」「シビアな意見」「スケジュールがシビア」など、何かしら「厳しい」と感じる場面で使う言葉です。しかし、「シビア」を使わなくても伝えられる場面もあるので、前後の文脈や状況も考えて、適切かどうかを判断しましょう。
「シビア」の類語は「辛辣」「過酷」など
シビアの類語として、「辛辣」「痛烈」「過酷」などが挙げられます。「痛烈な意見」「過酷な要求」など、言い換えても通じる言葉なので、覚えておくと使えるでしょう。
「シビア」を使うのも良いですが、誰もが理解できる日本語を使うことで、意思の共有がよりしっかりしたものになる場合もあります。相手がどちらの言葉が好むのか、などを考えて、適切な言葉で伝えましょう。

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たくさんのカタカナ言葉があふれている現代。「これは日本語で言ってほしい!」という言葉もありますが、要所で使えばより細かいニュアンスが伝えられる場合もあります。カタカナ言葉と日本語の違い、意味や類語も理解して、きちんと伝わる言葉を使いましょう。