上場の記事2016.12.10
自社株はマストバイ?
スタートアップ企業勤務の人必見!自社株上場を見越した投資
keyword: 上場 創業者利益 お金儲け 新規ipo リターン額
2016.12.10 文章 / PARAFT編集部
会社が上場したら給与や賞与が増える?
上場するということは即ち企業の資金調達手段が増えるという事です。これまでと異なり市場から資金を調達することが可能となるため、企業のキャッシュフローにも余裕が生じます。しかし、それはあくまでも設備投資や新規事業に対する資金に充当されることがほとんどであり、従業員の待遇改善に資金が使われることはまずないと言っても良いでしょう。
影響があるとすれば、上場によってその企業が注目され、結果的に業績が大幅に上向くことでそれが賞与に反映されたり昇給額が増加したりすることはあります。ただし、上場イコール給与アップではないということは確実です。
持ち株会に加入していた場合はどうなる?
社員持ち株会というのは、一般的には毎月の給料から一定額を拠出して勤務先の株を買うという形になります。資産形成の一つとして推奨されることもある制度です。未上場企業の場合、将来の上場を視野に入れて持株会制度を導入している会社もあります。
仮に上場した場合、株価の変動によっては資産が大きく膨らむ可能性があります。思わぬ高値が付くケースもあり、その時点で売却すれば大きなリターン額が期待できますし、仮に自分が創業者であった場合、莫大な創業者利益を上げることもできるのです。しかし、自社株を保有する社員については上場後の一定期間は売却不可とするケースが多く、社員持ち株会の場合は売却手続きに手間がかかるというのがデメリットのひとつです。
ストックオプションの場合は行使することで資産が増加
ストックオプションというのは別名新株予約権とも呼ばれ、あらかじめ定められた価格で株式を買う権利を保有していることを指します。つまり、上場によって大きく値上がりした株であっても、事前に決められた価格で購入することができるのです。これを権利を行使すると言い、原則としていつでも行使して株を手にすることができるのです。
もちろん手にした株は市場で売却できます。その際は市場価格での売却となるので、差額分がまるまる利益になります。市場価格次第では大きく儲けることができるため人気の制度であり、サラリーマンにとって手軽なお金儲けの手段といえますね。

![スタートアップ企業勤務の人必見!自社株上場を見越した投資:r000016001771 | PARAFT [パラフト]](/files/alias_m1/000016001771/iw54te9o0b9aac8f601vveoh.jpg)
自社株はマストバイ?
この記事が気に入ったらいいね!しよう
PARAFTの最新記事をお届けします。
┳CAREER CHANGE┻
自社株はマストバイ?
WRITER
編集部チーム
PARAFT編集部
会社の上場により社員がどれだけ儲かるかは、制度とその時の株価によって異なります。仮に株価が低迷すれば損することもあります。株価を高値に保つためには、普段の業績がものをいいますので、まずは目の前の仕事に精一杯取り組んでおきましょう。