ものづくり助成金の記事2016.12.17
知らないと損するかも
中小企業支援!「ものづくり助成金」とは
keyword: ものづくり助成金 中小企業支援 支援 採択結果 ものづくり補助金
2016.12.17 文章 / PARAFT編集部
助成金とはどのようなものなのか?
助成金の目的は、中小企業や個人事業者のサービス、開発、ものづくりなどの中小企業支援であり、申請条件には会社の規模や事業計画が関わってきます。また、申請すれば、必ずしも通るということもなく、厳しい審査がいくつもあります。
そんな厳しい審査なら、それにかける時間がもったいないのでは? と思ってしまうかもしれませんが、経済産業省の助成金の一番のメリットは、返済をしなくていいということです。何か新しい投資をしようと思っても、お金がなければ始まりません。
その時に、融資も選択肢の一つですが、銀行や信用金庫などからの融資は返済の義務がありますし、起業したての場合にはそもそも融資を受けることすら難しいかもしれません。しかし、厚生労働省の助成金は、返済義務がないため利子もつかないというメリットがあるのです。
ものづくり補助金とは?
今回の支援は、「中小企業者等が第四次産業革命に向けて、IoT・AI・ロボットを活用する革新的ものづくり・商業・サービス開発を支援」と位置づけられています。
また、対象者の条件としては、計画性の高さが求められています。
・3~5年で、「付加価値額」年率3%及び「経常利益」年率1%の向上を達成できる計画であること
・または「中小ものづくり高度化法」に基づく特定ものづくり基盤技術を活用した革新的な試作品開発・生産プロセスの改善を行い、生産性を向上させる計画であること。
助成金・補助金の対象に選ばれるためのコツ
ちなみに、選ばれるためのポイントとしては、事業性と革新性の2つがあります。
国は、補助金を出し中小企業の地盤を固めたり、経済の成長を助長させたいと考えています。助成金を出しても、事業として成立しない分野であれば、お金をかけることのメリットが見つかりませんよね。そのため、マーケットの規模や売上予測をしっかりと提案することがが採択結果につながります。
また、革新性も重要な要素の一つです。既存の古い技術は、今後廃れていく技術です。そこに、国の税金を回すということは考えられません。この実現性と革新性は、ものづくり助成金を申請する上で、最低限抑えておかなければいけないポイントです。

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企業の成長には欠かせない投資ですが、まずは返済不要の助成金・補助金を活用してみるのも一案でしょう。倍率が高いこともあり全ての人が助成金を得られるわけではありませんが、申請情報をキャッチしておけば当てはまるものを見つければいつでも申請することができますね。