独立行政法人の記事2016.12.30
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行政と密接に関わる「独立行政法人」とは?
2016.12.30 文章 / PARAFT編集部
日本にある独立行政法人の種類と役割とは?
この独立行政法人は、中期目標管理法人、国立研究開発法人、行政執行法人の3つに分類されており、各省庁の方針に従ってさまざまな事業を展開しています。また、運営に関しては主務官庁から必要資金である運営交付金を受け取っています。
独立行政法人にはどのような機関があるのか?
その他にも、メディア等でよく登場する日本貿易振興機構(JETRO)や国民生活センター、国際協力機構(JICA)なども独立行政法人であり、それぞれの省庁の所管で事業を行っています。なお、こちらで働く職員は非公務員で、この法人で働く場合も、中期目標管理法人と同様、採用試験を受験することになります。このように国が直接事業を手がけることはありませんが、国の関与が必要な事業を省庁から分離させて設立されたのが独立行政法人なのです。
独立行政法人と公益法人との違いとは?
最も大きな違いは、その成り立ちです。公益法人は、もともと一般社団法人や一般財団法人として独立した法人格を有しており、その中で公益性が高いと判断されたものを公益法人と認定しています。一方の独立行政法人は、もともと国の事業であったものを独立させて法人格を持たせたものであり、過去においては国家事業として推進していたものも含まれています。
ただし、事業分野における違いは年々薄れてきており、産業振興や青少年育成などの分野では、どちらの法人も同様の事業を展開しているケースもあります。

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1990年代に行われた行政のスリム化により誕生した独立行政法人は、より一層の事業・経営の透明性が求められています。職員になりたいと思っている方は、責任あるポジションに就くことを意識して受験することが大切かもしれません。