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就職活動から見る、現代の若者の「生き方」とは|『何者』:r000016001819 | PARAFT [パラフト]

出典:PARAFT

何者の記事

就職活動から見る、現代の若者の「生き方」とは|『何者』:r000016001819 | PARAFT [パラフト]

2016.12.09

何者の記事2016.12.09

自分はいったい何者なのか?

就職活動から見る、現代の若者の「生き方」とは|『何者』

keyword: 何者 就職活動 大学生 朝井リョウ SNS

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Twitter、Facebook、Instagram、Snapchatなど。若い世代が使うSNSは多岐にわたり、コミュニケーションのあり方もここ数年で大きな変化を見せてきています。そんな現代に、私も含めた20代は「就職活動」を迎えました。平成生まれ初の直木賞作家となった朝井リョウ氏の受賞作『何者』から、現代の若者の「生き方」に迫っていきたいと思います。

2016.12.09 文章 / 小野修平

就職活動中の大学生の”リアル”を描いた一冊

出典:Pixabay

本書は、就職活動真っ只中の大学生の様子を描いた物語です。同じ大学に通う5人が、就活対策のため頻繁に集まるようになり、主人公である拓人もそのうちのひとりでした。徐々に就活が本格化するにつれ、彼らのTwitterでのつぶやきから見え隠れする本音や自意識……。複雑に行き来する人間関係の中、見えない何かと闘う日々を過ごす、そんなどこにでもいる大学生の”リアル”を描いた一冊です。

この本を紹介したいと思った理由は、ところどころのシーンが自分自身の就職活動と重なり、同世代に同じように苦しんだ人が多いのではないかと感じたから。「弊社を志望する動機は?」「将来やりたいことは何?」「あなたの強みは?」「どんな人間なの?」と問われ続ける日々の中、周りからの見られ方や評価ばかり気になってしまい、自分の発言が、本音なのかそれとも嘘をついているのか……自分すらもわからない状態。自分の身近な人に対しても、それは同じでした。

自分ではない誰かを演じ「何者か」になることを求められる、就活

出典:Pixabay

本書を読み進めると、若い世代の「生き方」に疑問が投げかけられているような感覚に陥ります。その中で私が感じた共通点を、2つ紹介します。

1つ目が自分の価値を、他人の評価軸で推し量ろうとしていること。社会でまだ働いたことすらない学生たちは、有名企業かどうか、ネット上の就活偏差値が高い企業かどうかなど“表面上の情報“をもとに他者を「すごい、すごくない」と評価します。こうした判断が“唯一の正解ではない”と分かっていながら、自分の進路でさえも、周囲に認めてもらうことを判断基準に決めていくのです。まるで、自分ではない別の誰かになるかのように。

2つ目がSNSが普及したことで、何が本音で建前なのかわからなくなってしまったこと。SNSを定期的にチェックすることが習慣となっている現代においては、否応でも周りの声は自分の耳に入ってきます。「SNSでの見られ方」が自分自身であるかのようになるため、周りの声を気にせずにはいられません。それが就職活動期間においては特に顕著に現れます。

そして結果として、自分ではない誰かを演じて「何者」かになり、目先の利益を取りにいきます。「自分がどうなりたいか」よりも「周囲からどう見られるか」を優先して。

他者の目を気にせず、自分の意思で道を進む

出典:Pixabay

「誰でも知ってるでけえ商社とか、広告とかマスコミとか、そういうところの内定って、なんかまるでその人が全部まるごと肯定されてる感じじゃん (p.290より)」

テストによる点数化と順位づけで合否がはっきり分けられていた学生時代と異なり、社会には正解がありません。内定獲得が1つのゴールになっている日本の今の就活では「どこの会社で働くか」が重視されているけれど、ひとたび入社してしまえば周りはみんな同じステータス。その会社の社員であることを褒めてくれる人なんて誰もいないことに気づきます。

選んだ道が正解かどうかを判断してくれるのは、人気企業ランキングや世間の評判でもない「自分自身」だということ。それに遅ればせながら気づいた私は今、学生時代には想像もできなかった仕事に就いています。昔だったら、ランキング上位の企業に勤める学生時代の仲間たちに合わせる顔がないと思い悩んでいたはず。でも、今感じるのは、誇らしさというかワクワクというか、自分の道を自らの意志で選んだからこそ「自分の足で立つ心地よさ」みたいなものを感じています。大切なのは「メインストリームかどうか」ではないと気づいたから、今の自分できっと大丈夫。そう思えるようになりました。

「自分は、幼いころに描いていたような夢を叶えることはきっと難しい。だけど就職活動をして企業に入れば、また違った形の『何者』かになれるのかもしれない。 (p.88より)」

みなさんは、今いる会社で「『何者』か」になれましたか? 分かっているようで分からないのが、自分。就職活動を控えた学生はもちろん、キャリアを見つめ直したいビジネスマンにもぜひ手にとって欲しい一冊です。

WRITER

編集者・マーケター

小野修平

自分が潜在的に抱えている、”自分が見たくない自分”を本書を通じて知ることができたと思います。すべてのフィルター・色眼鏡を外して、真っさらな目で社会を見ること。他者の「すごい、すごくない」はあくまで他者の価値観によって形成されるものです。自分の感情を押しつぶし、他人の評価軸に当てはめるような進路選択は非常に苦しいもの。就活中の学生はもちろん、すべての方へ通じることではないでしょうか。

ー 「生きる」と「働く」を もっと楽しく。
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自分はいったい何者なのか?

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