育児休業取得率の記事2016.12.21
女性育休の40分の1?
ここ10年で約5倍も未だ一桁!?日本人男性の育児休暇取得率
2016.12.21 文章 / PARAFT編集部
日本人男性の育児休業取得率はひとケタ?
出典:Pexels
男性が育児休暇を取った日数をみると、約4割が1~5日間、約2割が2~5週間と、育児休業を取った男性のほとんどが1か月未満という結果に。まだまだ長期間の休暇取得が難しい状況が現れていますね。
意外と知らない!男性も取れる育児休暇の条件
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ただし、育児休暇の対象外になる条件もありますから注意しましょう。
▼ 週2日以下の勤務である
▼ その事業所で勤務開始から1年未満である
▼ 育児休暇を申し出て1年以内に退職することが明らかである人
契約社員でも期間などの諸条件をクリアすれば育児休暇を取ることができます。休業中の賃金については、事業者によって異なりますが、賃金が支払われないまたは一定以上減額される場合は、雇用保険から育児休業給付金として最高で月額67%が支給されます。また、その期間中は社会保険料の支払いも免除になりますので、経済的な面でさほど心配することはないでしょう。
男性の育児休業のメリットとは?
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▼ メリット
・産後、配偶者の心身の負担を減らすことができる
・夫婦間の育児に対する価値観をより近いものにできる
・育児休暇中に家事に参加することで、復職後も家庭内での仕事を分担できる
・「業務から外れることなんてできない」という思い込みがなくなり、キャリアアップへの意識が高まった
まだまだハードルの高い育児休業ですが、政府は2020年までに男性の育児休業取得率を13%まで引き上げるとしています。数日間の短い休暇から取得してみる人が増えていくと良いですよね。

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編集部チーム
PARAFT編集部
会社員の夫と専業主婦の妻という旧来のあり方から、共働き夫婦が半数以上を占めるスタイルへと“日本の家族”の様子は大きな変化を辿っています。これから働き方改革が進むなかで、男性も育児休暇取得をしやすい雰囲気が醸成されていくことを期待します。