言語聴覚士の記事2018.02.08
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言語聴覚士とはどんな資格?仕事内容、働き方を紹介
2018.02.08 文章 / PARAFT編集部
言語聴覚士はどんなことをするの?
ここで言うことばによるコミュニケーションの問題とは、生まれついての先天的な要因や事故や病気による後天的な要因がありますが、いずれにしてもことばによるコミュニケーションに必要な機能が損なわれたことによって発生しています。具体的には話す、聞く、認識するなどの機能を指しており、言語聴覚士はこれらの機能に対するリハビリテーションを担当することになります。これらの機能が損なわれる原因は様々ですので、言語聴覚士は検査により原因を見極め、状態に合った対処法でリハビリテーションを行います。
試験や受験資格、言語聴覚士になるために必要なこととは
更に、言語聴覚士の国家試験は、言語聴覚士法で定められた受験資格が必要です。誰でも受験可能な訳ではないので注意してください。受験資格とは、文部科学大臣または厚生労働大臣の指定を受けた大学・短大・専門学校を卒業することです。過去にほかの学校や資格取得により、言語聴覚士に関する一部の科目を習得している場合は、1年制または2年制の指定校を卒業することで受験資格を得ることもできます。
いずれにせよ、受験資格は指定を受けた学校を卒業することです。指定を受けた学校の数は全国に75校あり、前項の日本言語聴覚士協会のHPで検索することができます。
言語聴覚士はどこでどんな風に働く? その給料は?
病院で働く言語聴覚士は、ほかのリハビリテーション専門職や医師、看護師などと連携して仕事をします。介護施設ではケースワーカーや介護福祉士、学校では教師やカウンセラーなどと連携します。
言語聴覚士の数は、有資格者の増加に対して需要の伸びも高いため不足しています。それに伴い、求人数も伸びているといわれていますが、勤務先はもちろんのこと常勤や非常勤などの雇用条件によっても働き方や収入も大きく変わるので、どういうことをモチベーションに頑張れるのか、自分の志向にあった働き方を選ぶことが重要です。
パラフトでは、さまざまな資格について、個別にご紹介しております。
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言語聴覚士はリハビリテーションに関する医療専門職では最も新しいため、世間的な知名度は今後更に上がっていくと考えられており、そうなると試験の受験者や就職希望者も増えると予想されています。受け入れる側の需要も高いことから、注目度の高い資格であると言えます。