日本経済の記事2017.01.10
高度経済成長を遂げた背景とは?
日本経済の歴史について!戦後どのように発展してきたのか
2017.01.10 文章 / PARAFT編集部
戦後、GHQの政策により民主化が進む
池田内閣の国民所得倍増計画を実現!
そんな中、民間企業の近代化により、設備投資を積極的に行い、重化学工業を中心とする技術革新、農業の機械化、貿易自由化など次々と具体的な施策を実行させていきます。また、当時の為替レートは1ドル360円の超円安だったこともあり、資源を輸入し安い労働力と高い技術力で優秀な製品を作って輸出するというスタイルを取り、輸出大国日本へと成長していきました。そして結果として、年平均約10%もの高度経済成長を実現するのです。
1964年には東京オリンピックが開催。そして1968年に日本は国民総生産(GNP)世界第2位にまで成長を遂げました。
1980年代、高度経済成長からバブル景気へ突入!
そして1985年のプラザ合意では、それまでの円安から一気に円高へと方向転換することになり、貿易赤字が起きることを恐れ、日銀が公定歩合を引き下げるという経済政策を打ち出しました。それにより、金利が下がったため、企業は借金して新事業へ投資するように。土地の値段が高騰していったこともあり、バブル経済がどんどんと膨らんでいったのです。
円高にも関わらず貿易も黒字に。第2次世界大戦終戦の1945年からバブル崩壊の1991年までの46年間、日本が遂げた経済発展は驚異的といえるでしょう。

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高度経済成長を遂げた背景とは?
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高度経済成長を遂げた背景とは?
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編集部チーム
PARAFT編集部
バブル崩壊から、日本は長期不況に突入したといわれています。格差社会、子どもの貧困など暗いニュースも聞こえてきます。しかし、戦後から上述のように発展したバイタリティーをもって臨めば、きっと明るい未来が開けるはずです。