福利厚生の記事2017.01.14
ペットも家族!海外の福利厚生
日本にはないユニークな制度も?海外企業の福利厚生まとめ
2017.01.14 文章 / PARAFT編集部
思い切った長期休暇制度!海外企業の福利厚生
出典:Pexels
アメリカ・カリフォルニア州のサンノゼに本社を構えるアドビシステムズ社は日本でも有名ですが、同社にあるのは「サバティカル」制度。勤続年数が5年になると4週間の長期休暇を取ることができ、その5年後は5週間、更に5年後には6週間の長期休暇といった具合に、勤続年数が長いぶん休暇も長くとれる“安らぎのプログラム”です。それ以降は5年ごとに6週間の休暇がもらえます。
▼ サバティカル・プログラム(エピック社)
同じくアメリカにあるソフトウェア開発会社のエピックでは、“Have fun, do good, live well”の言葉のもと、5年ごとに1か月の有給休暇がとれる「サバティカル・プログラム」があります。さらになんと、1度も訪れたことがない国へ旅行に行くと、従業員と同伴者の飛行機代と宿泊代の補助が支給される特典も! 従業員が新しいことを体験し、常に世界に視野を広げていられるようにするための制度です。
ペット思いの企業? 家族にまつわる海外企業の福利厚生
出典:Pexels
アメリカを拠点とする世界4大会計事務所のひとつデロイトトウシュトーマツ社では、「家族休暇」と呼ばれる休暇制度があります。これは子どもの誕生を祝うため、あるいは配偶者の看病、両親の介護のために最大16週間の休暇を取ることができるもの。さらに出産の際には、出産時の疾病や障害に備えて6か月の有給休暇を取る資格が与えられます。
このほかユニークなのは「ペット保険」。家族の一員であるペットの定期検診から重病の治療まで、選んだオプションに応じてペット保険でカバーされています。
このペットに関係した福利厚生は、イギリスのIT企業ビットソルソリューションズ社の「飼育休暇」にも見られます。従業員が新しいペットを飼うと、10時間の休暇を取ることができるのです。そして休暇後はペットを会社に犬を連れてくることも可能です。
企業の特色あらわれる福利厚生
出典:Pexels
アメリカを拠点にし、イギリスやオーストラリアへも進出するエクスペンシファイ社では、ほかに類を見ない働き方を実現しています。それは、インターネット環境さえあれば世界中のどこにいても仕事ができるという考えのもと、毎年1か月の社員旅行をすること。旅行先のカフェで仕事をし、ビーチで遊び、共に暮らすスタイルで、今までにヨーロッパやアジアの国々を訪れています。
▼ 無制限の療養休暇(スリリスト社)
また、アメリカのスリリスト社では、「無制限の療養休暇」をとることができます。焦って復帰せずしっかり治すことができ、そのための医療保険も充実しています。同社はペットを重要視していて、会社に連れてくることが認められています。このような従業員とペットの関係は、従業員のストレスを和らげて生産性を向上させるという観点から、海外では導入する企業が増えています。

![日本にはないユニークな制度も?海外企業の福利厚生まとめ:r000016001975 | PARAFT [パラフト]](/files/alias_m1/000016001975/ix0h04qx016jac8f603jwfli.jpg)
ペットも家族!海外の福利厚生
この記事が気に入ったらいいね!しよう
PARAFTの最新記事をお届けします。
┳LOCATION┻
ペットも家族!海外の福利厚生
WRITER
編集部チーム
PARAFT編集部
ペットを連れての出社が可能な企業は日本にもありますが、まだまだ数が少ないのが現状。旅行や休暇などにしてもそうですが、ユニークな制度を充実させるのはワークライフバランスを考慮するからこそ。今はまだ珍しくても、今後はそうした企業の姿勢が当たり前になっていってほしいですね。