日本ものづくりの記事2017.01.06
強いこだわりと改善意欲が特徴
国民性から見る!日本のものづくりの強みと弱みとは
keyword: 日本ものづくり 働き方 日本文化 伝統 メーカー
2017.01.06 文章 / PARAFT編集部
幼い頃からものづくりに対する憧れを抱いている
日本もドイツも、他国製品よりも自国製品を選びたがる国民性があるのだとか。ゼロからものを作り出すことができる人を尊敬する気持ちや、ものづくりに対する憧れを幼いころから抱いていることが、ものづくりの文化を根底から支えているのかもしれません。
常によいものをつくろうとする改善の精神を尊重
問題があれば原因を追及、直せるところはとことん直す……という改善を繰り返すことで、より製品が精巧に洗練されていくわけです。日本人はこれを上司からの命令で行うわけではなく、現場で試行錯誤して改善を繰り返すという働き方を伝統的に行ってきました。私たち日本人からすれば当たり前のことに思えますが、実はこれは世界で見ると非常にまれな国民性だそう。その証拠に自国の言語には改善を意味する言葉がなく、Kaizenという単語がそのまま通用する国も多くあるのだといいます。
テストや改善を繰り返して世に出した製品だからこそ、高い品質を保てるわけです。
ゼロから製品を作ったり市場に売り出すのは苦手!?
また、良いものをつくるのは得意だけれど、それを市場で売っていくのは苦手、ともいわれています。
これらの弱点が原因で、新たなヒット商品を生み出すことができない、日本製品を真似て作られた別の国製の商品に市場を占領されてしまう、といった現象が起きているという指摘もあります。

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強いこだわりと改善意欲が特徴
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強いこだわりと改善意欲が特徴
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編集部チーム
PARAFT編集部
日本を代表するものづくりのメーカーの元気がないといわれています。 日本のものづくりの強みを生かし、弱点を克服して、再びものづくり王国として世界を牽引していってほしいですね。MADE in JAPANの復活を期待します。