インハウスの記事2018.09.27
自社内で活躍するインハウス
ビジネス用語「インハウス」とは?
keyword: インハウス アウトソース 意味 対義語 委託
2018.09.27 文章 / PARAFT編集部
インハウス(in-house)とは?
例えば、消費者問い合わせ窓口やコールセンター業務は外注するケースが多いものですが、それらを「インハウスで」と言えば、社内の人員によって運営することを意味します。
また、商品パッケージや展示会などで使うPOPのデザイン作成は外部のデザイン会社に委託するケースが多いですが、これを「インハウス」で行う企業もあります。社内デザインを担当する人は社内デザイナーやインハウスデザイナーと呼ばれます。宣伝広告部門であれば、その部門はインハウスエージェンシーと呼ばれます。
インハウスのメリット・デメリットとは
自社内の意思が反映されやすいことです。該当事業の目的や希望する効果、優先順位が伝わりやすいだけでなく、修正にかかる時間も短くて済みます。アウトソースしている場合は契約条項によって出来ないことがあったり、出来たとしてもオプション追加になりコストがかさむ可能性も。また、業務のノウハウが自社内で蓄積されていくことも大きなメリットだと言えます。
▼ インハウスのデメリット
自社で業務を行うための設備投資が必要であったり、人件費が固定費となれば長期的なコスト高になる可能性があります。また専門業務の遂行にあたっては、担当者の力量が結果を大きく左右することになります。人材育成についても自社で考慮する必要があることも忘れてはいけません。
インハウスの対義語「アウトソース(outsource)」とは?
近年ではアウトソーシングできる業務が多様化し、前述のコールセンターやデザイン関係の他にも、物流全般、経理代行業務、給与計算業務、営業代行などさまざまな部門がアウトソースされています。いずれの場合もインハウスよりも、コスト的にも効率的になると考えられる場合に、アウトソースが選ばれています。

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自社内で活躍するインハウス
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自社内で活躍するインハウス
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編集部チーム
PARAFT編集部
自社の意思が反映されやすい「インハウス」も、メリットだけでなくデメリットがあることが分かりました。人件費を最小限に抑えたい場合は多くの業務をアウトソーシングでまかなう会社が多いですし、事業規模と従業員数ともに余裕がある企業はインハウス志向になります。