社会起業家の記事2017.01.24
社会起業家3つの条件とは?
社会貢献をミッションに掲げる「社会起業家」とは?
2017.01.24 文章 / PARAFT編集部
社会起業家の登場はいつ?
社会起業家の歴史はまだまだ浅く、1950年代にイギリスの社会学者であるマイケル・ヤングによって方向性が示された後に、1970年代からアメリカやイギリスを中心に発展を見せ、今では「ソーシャル・アントレプレナー」と呼ばれています。実は、看護師のナイチンゲールも社会起業家として有名です。
日本の有名社会起業家・伊勢谷友介氏
株式会社リバース・プロジェクトは「人類が地球に生き残るためにはどうするべきか?」という命題を掲げ、未来における生活を新たなビジネスモデルと共に創造していくための活動を行っています。
その根幹となるのは、「衣食住」。古くなった洋服をリメイクすることで大幅なごみの削減を目指したり、農家と契約して無農薬米を民間人に提供したり、廃材を用いてクリエイターがリサイクル活動を行うなど多角的なアプローチが印象的です。ビジネス界だけでなく、幅広い活動をしてきた伊勢谷氏の経験が集約された事業といえますね。
社会起業家になるために必要なこととは?
▼ 創造力
社会の人々が潜在的にもっているニーズや欲求を汲み取り、それらに答えるための新しい価値を生み出す力。日常生活でも、人に配慮する気持ちや理解て切る能力が必要となる。
▼ 経営力
大切なのは事業を立ち上げることではなく“継続して成長させていくこと”。
▼ 共感力
新しい価値の実現は自分1人では難しいもの。周囲の支援者とともに実現へと歩みをすすめることが求められる。
まずは、自分自身が創りたい未来の姿を想像し目的をもつこと、そしてそれらを自分が実現するのだという使命感を持つことが、社会起業家としての第1歩だと言えます。

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社会起業家3つの条件とは?
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PARAFT編集部
社会起業家の活躍は福祉や介護分野で特に注目されています。一般企業にも社会的価値やCSR活動が重視されるこれから、これまではNPOなど非営利団体が行ってきた社会貢献の一翼を担う、さらなる社会企業家の誕生が期待されます。