HRTechの記事2017.01.27
新たな試み人事×IT
人事業務にも自動化の波?「HRテック」の内実に迫る!
keyword: HRTech 採用 人工知能 人事 労務管理
2017.01.27 文章 / PARAFT編集部
人事領域のIT化「HRテック」とは?
「○○テック」という造語を耳にする機会は近年増えてきていて、金融(Financial)業界の「フィンテック」、教育(Education)業界の「エドテック」など、これまで人の経験や直感に頼っていた業務の多くをデータ化・分析する試みが行われています。
HRテックのイノベーション事例 その①
手続きの自動化・簡略化が本来の目的ではありますが、情報の入力などを人事が行わずとも、全従業員が直接入力を行うようにも出来るので、労力の分散が行えます。また、人事データベースとしての活用やマイナンバーの管理など、業務の集約・効率改善として利用されるケースもあるなど、ひとつのサービスであっても、広範囲で活躍が見られます。
HRテックのイノベーション事例 その②
例えば新事業の立ち上げにあたり、全従業員から必要スキルを持った人材を選抜する際、現在の業務への影響を最小限に抑えながら人事異動を行うのは容易ではありません。しかし、これからは全従業員の持つスキルとそのレベルを数値化し、データとして管理します。そうすると、個人だけではなく部署やチームの力もデータとして客観的に把握できるようになります。こうしたサービスはタレント(才能)マネジメントなどと呼ばれます。

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PARAFT編集部
米国など先進国を追うかたちで進む日本のHRテックですが、ベンチャー・スタートアップ企業を中心に新サービスの展開が見られるなど、ますます目が離せません。事務手続きの負担減や公正な人事管理が実現されることで、長時間労働の削減やワークライフバランスの充実など、さまざまな働き方改革が実行に移されていきそうですね。