イベントの記事2018.09.28
イベントの関わり方で変わる名称
イベントにまつわる「主催・共催・協賛・後援」の違いとは
2018.09.28 文章 / PARAFT編集部
「主催」とはイベントを開催する責任者
出典:Pexels
主催とはそのイベントの中心となって企画、運営を行う個人や団体のことを指します。つまりイベントの責任者にあたります。
例えば東京ガールズコレクションで説明しますと、主催は、東京ガールズコレクション実行委員会になります。
▼ 「共催」とは?
主催が複数になる場合、共催という言葉を使います。共同開催という場合もあります。まれに主催が複数いたり、主催と共催が並列しているイベントもありますが、どちらも実際には共催が正しい表現となります。
一般的にイベントの責任を負うのは主催、共催になります。
「協賛」はどの程度イベントに関わるのか
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協賛、後援の場合は基本的に責任を負う立場ではありません。協賛とはスポンサーのことです。そのイベントの趣旨に賛同し、お金やサービスやモノなどを協賛してくれる企業を指します。協賛することで企業側にもメリットがあると判断された場合、資金協力や人的、物的協賛をします。
▼ 協賛は「パートナー」と呼ばれることも
最近ではパートナーということもあります。ただお金を出すというイメージのスポンサーよりもパートナーの方がより協力感が出るからです。オリンピックの協賛企業もパートナーと呼ばれています。
東京ガールズコレクションを例にとると、資生堂、OWNDAYS、相模屋、(以下略)とパートナーの名前が並んでいますが、最後に、※ランク別・50音順、と注意書きがしてあります。つまり、資生堂が、協賛ランクのなかで一番上だということが分かります。
「後援」とは何を後ろから応援するのか
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例として挙げている東京ガールズコレクションでは、後援は、観光庁、渋谷区、国連の友Asia-Pacific 、と国家規模で後援されています。
しかし、後援というのは実際には運営に関わることがなく、公共性の高い公共団体などが名を連ねる場合が多いです。イベントの箔付けや格上げに名義を貸すというケースも見受けられます。
▼ 特別協賛や特別後援
他に、特別協賛、特別後援など、頭に特別をつけられている場合、他の協賛、後援よりも比較的多く金銭的、物的提供をしています。協賛額の格が違いますよということを示しています。
▼ 「協力」について
協力、というケースもありますが、協力の場合は資金提供よりも人的に運営に協力したり、場所を提供した場合に使われます。協賛よりもお金がかからない応援と考えるとわかりやすいでしょう。
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PARAFT編集部
イベントによく出てくる言葉を解説してきましたが、まとめてみますと、主催もしくは共催>協賛>後援>協力の順番でイベントに深く関わっていることになります。次回参加したイベントでこれらをチェックしてみてはいかがでしょうか。