iモードの記事2017.02.11
携帯ネットサービスの歴史を知る
ネット社会の礎!iモードはいつどうやって生まれた?
keyword: iモード 夏野剛 NTTドコモ インターネット 情報社会
2017.02.11 文章 / PARAFT編集部
世界に衝撃を与えたiモードについて振り返る
iモードの生みの親といわれるのは夏野剛。2008年にNTTドコモを退職してからも、様々な企業で役員を務め、現在は慶應大学の特別招聘教授を務めています。報道番組のコメンテーターとしてもおなじみなので、知っている人も多いかもしれませんね。
しかし、iモードは次第にスマートフォンの台頭によって利用者が減少。対応機種の生産終了がすでに発表されていて、サービス自体が終了する日も近づいているといわれています。
iモードのどこがどう新しかったか
▼ 文字数の多いメール
▼ 絵文字
▼ 待ち受け画面のダウンロード
▼ ゲーム、株価チャート、地図などのコンテンツ
また通信料に関わってくるパケットという概念も浸透。スマートフォンが普及してからは月額定額制で、一定以上通信量が増えると制限がかかるケースが多いですが、当時はそのような制度は基本的にありませんでした。パケ死ともいわれる通信料の高額請求が社会問題にもなりました。
iモードは世界をどのように変えたか
そして、携帯電話でインターネットが使えるようになったことで、コンテンツビジネスが本格的にスタートしたともいわれます。コンテンツプロバイダが着メロや着うた、ゲームや待ち受け画面などを月額制で利用者に販売。NTTドコモはプラットホームを提供し、その使用料をコンテンツプロバイダから得る。このようなビジネスモデルはスマートフォンが普及してからも続いています。

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WRITER
編集部チーム
PARAFT編集部
携帯電話でのインターネット接続サービスであるiモードについて今回は振り返ってみました。情報化社会といわれて久しいですが、iモードはその時代には画期的なサービスでした。当時のiモードのような世の中の流れを変えるようなサービスが、次なるテクノロジーから登場するのを楽しみにしたいと思います。