文化庁メディア芸術祭の記事2017.02.11
日本の代表的アートフェスとは?
メディア芸術の総合フェスティバル!文化庁メディア芸術祭とは
keyword: 文化庁メディア芸術祭 アート エンターテイメント アニメーション マンガ
2017.02.11 文章 / PARAFT編集部
文化庁メディア芸術祭とは? その歴史は?
出典:Pixabay
文化庁メディア芸術祭では、アート、アニメーション、マンガ、エンターテインメントの4部門をもうけ、優れた作品に賞を授与しています。また、展覧会や上映会などの形で受賞作品を世に出す活動も行っています。
文化庁メディア芸術祭は推薦または応募してエントリーをして審査を受けますが、どんな人でも応募できます。たとえばマンガ部門でいうと、プロ・アマ問わず応募でき、現在連載中の作品であっても、同人誌などの作品であっても応募することができます。
また、国外からも応募でき、昨年度の第19回は世界87の国と地域からの応募があり、国際的なフェスティバルへと成長を続けています。
実はあの作品も文化庁メディア芸術祭が関係していた
出典:Pixabay
また、同作品の監督を務めた片渕須直さんも実は文化庁メディア芸術祭を通ってこられた方です。第14回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で『マイマイ新子と千年の魔法』が優秀賞を獲得しています。
無名のクリエイターが表舞台に立てるチャンス
出典:Pixabay
また、出版社にとっては「メディア芸術祭大賞受賞」などの文言はキャッチーで使いやすく、作者だけでなく会社や編集者の株を上げるチャンスですし、エンターテインメント部門では、ゲームソフトが受賞する例も多く、こちらも販売する会社にとっては良いアピールポイントになることは間違いありません。
世に出す機会の少ないアート作品は絶好の展示の機会になります。短編アニメーションなど、テレビでは放映が難しい作品も世に出るチャンスがあります。
文化庁メディア芸術祭は、無名のクリエイターも、世間に知られている有名クリエイターと同じ舞台で戦うことのできる貴重な機会です。

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日本の代表的アートフェスとは?
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編集部チーム
PARAFT編集部
多様化する現代のメディア芸術を評価し、その創造と発展を支援する文化庁メディア芸術祭。国際的な発展も見据え、受賞作品の展示会は海外で行われることもあります。どんなクリエイターにもチャンスのあるメディア芸術の総合フェスティバルは年々盛り上がりを見せています。