発声の記事2017.02.18
聞かせる発声で相手に伝える
聞かせる秘密は“声”にあり!会議を制する発声法
keyword: 発声 トーン 会議 チーム ボディランゲージ
2017.02.18 文章 / PARAFT編集部
相手に話を聞かせる声とはどのような声か
一方、低めの声で話すことで、重要なことを話しているといったイメージを人に与えることができます。さらに、低い声には信頼感や安心感を与える効果もあります。また低いトーンの声を出すことで自然と話すペースもゆっくりとなり相手が話を聞くモードに変わってくれます。
ただ、高いトーンの声の方が一般的に聞き取りやすいと言われており、低すぎる声は聞き取りにくいことも事実です。ですので、重要な部分を話すときだけ意図的に低い声にし、抑揚を作ることで相手に話を聞かせることができます。また、重要な部分の話をするときはボディランゲージを含めることでさらに相手の集中を自分に向けることができます。
ビジネスで有効に働く声の出し方
いい声と一言で言ってもいろいろな声があります。例えば甘い声やかわいい声もいい声で、チームの雰囲気を華やかにしたり、楽しい雰囲気を作る際にはピッタリですが、まじめな硬い会議の際には求められません。低いハスキーボイスもいい声で、真面目な商談をする際には素晴らしいですが、部下を怒るときなどは必要以上に怖がらせてしまうリスクもあります。
人それぞれ声の特徴があるため、自分の声を客観的に聞き、自分の個性が生きる場面と声の特徴を抑えたほうがいい場面を考えシチュエーションごとで声の出し方を変えることが、話を聞いてもらう第一歩になるのではないでしょうか。
相手に話を聞かせる声を作るための発声練習
腹式呼吸の方法は、息を吸うときにおなかを膨らませて、息を吐くときにおなかがへこむようなイメージです。おなかの横隔膜を使って呼吸します。息を吸ったときにおなかが膨らめば腹式呼吸ができている証拠です。
腹式呼吸のほかに胸式呼吸があるのですが、胸式呼吸をする場合、呼吸すると肩が上下します。腹式呼吸ができていない場合は、胸式呼吸をしているので、肩が上下いないかも意識するとよりわかりやすいです。また、最初に練習するときはリラックスしてゆっくり深呼吸するように始めたほうがやりやすくなります。

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聞かせる発声で相手に伝える
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編集部チーム
PARAFT編集部
話をしているのに聞いてもらえないと悩んだときは、一度声を録音して自分の声を聞いてみてはいかがでしょうか。自分がどのように話しているのかわかるきっかけになります。自分の声の特徴は生まれ持ったものでありなかなか変えることは難しいですが、場面に合わせて声を使い分け、しっかりと腹式呼吸をし、発声をすることで相手に聞かせる声を作ることは可能です。