マーケティングの記事2017.02.20
感情や体験で共感を呼ぶ
共感がカギ「ストーリーテリング」が重要視される理由
keyword: マーケティング 消費者 ストーリー ストーリーテリング 共感 商品開発
2017.02.20 文章 / PARAFT編集部
ビジネスにもストーリーテリングが必要な理由
マーケティングの場面で、製品の良さを伝えようとすると「高性能」「最新技術」といったスペックをアピールしがちですが、消費者がその製品を購入することで得られるメリットを語る手法を「ストーリーテリング」といいます。
最近の消費傾向として、製品やサービスの性能だけでなく、それを開発した背景やそこに込められた思い、世界観を重視する消費者が増えてきています。環境保全や社会問題の解決など、企業が経営に込める姿勢が伝わることで購買者やファンが増えるのです。
共感で購買意欲を高める「ストーリーテリング」
そのケーキを家族の誕生日を祝うためその特別なケーキを購入し、家族全員が集まりテーブルを囲むことで、“心から幸せな気分”になれたり、“絆”をより深めることができる。美味しさや特別さ以上に、そのケーキがもたらしてくれる効果やメリットをストーリーにして、CMや新聞広告などで伝えることで消費者の共感を誘います。
こうして、スペックだけを訴えても購買意欲を高めることはできなかったのに、その商品がもつ世界観やメッセージに共感したことで購入したいと思わせる手法こそが、「ストリーテリング」です。
ストーリーテリングは日々の業務にも生きる
今ある課題を抱えているが、その課題を改善するために製品を利用することで、乗り越えたあとはどのような姿に変われるのか。消費者の目線に立ち、製品の良さがより伝わりやすくなるよう「ストーリーテリング」を活用してみてください。

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感情や体験で共感を呼ぶ
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感情や体験で共感を呼ぶ
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編集部チーム
PARAFT編集部
どんな製品も開発された背景には、何らかの目的があるもの。それらを改めて見直してみたり、その製品に込めた個人的な体験や感情をマーケティングにも盛り込むと、消費者にその製品の価値が伝わりやすくなります。ぜひ一度活用してみてください。