沖縄県の記事2017.03.12
沖縄移住を具体的に考えよう
憧れの沖縄暮らし! 沖縄県への移住支援について
2017.03.12 文章 / PARAFT編集部
沖縄県が行っている移住支援について
出典:Pexels
その他、沖縄本島の一部地域や離島などで、結婚、就農や新規ビジネス開業に合わせて、いくつか特徴的な支援制度があるので紹介します。
▼ 久米島の結婚支援制度
新郎・新婦のどちらかが久米島町に住所登録をしていて、町内で結婚式を挙げる場合、最大50万円の助成金がもらえます。
▼ 農業関連
国頭村などの一部地域で実施されている制度で、新たに農業を始める場合、青年就農給付金という形で最大年間150万円の支援金がもらえます。
また、県の実施ではないですが、県内の企業では県外からの人材を募集している企業もあります。そういった企業に就職すれば、引越代や家探しなどを支援してもらうことは可能です。その他にも、民間企業で、沖縄移住者に向けた支援サービスを実施している企業もあるため、そういったところを利用することも一つの手段です。
沖縄移住に向けた情報収集の方法
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ただ、そういった情報はもちろん重要ですが、一番は自分で経験することです。下見を兼ねて一度沖縄に滞在してみることをお勧めします。その際に、観光地だけではなく、沖縄在住の人が行くところをしっかり見ることが重要です。また、可能であれば沖縄に現在住んでいる方、もしくは沖縄から県外に移住した方などの話を聞いて、沖縄のさまざまな面を知ることで、より沖縄移住がリアルに見えてきます。
沖縄移住のメリットとデメリット
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沖縄へ移住することのメリットとして、まずは気候があげられます。一番寒い時期でも平均気温が17度を超えていて、春や秋でも20度を超える温暖な気候です。ダイビング、サーフィンやゴルフなど、自然の中で行うことができるスポーツが一年中楽しめる環境で、しかも、関東と比べれば安い料金で楽しめます。その上で、那覇市や沖縄市などの地域であれば、朝まで営業している居酒屋やクラブなども多くあり、街遊びが楽しめる点も魅力的です。
ただ、もちろんデメリットもあります。まず、沖縄県内では、那覇市内にあるモノレール「ゆいレール」の他に電車が走っていないため、基本的に車がないと移動が難しいようです。バスはありますが、本数が少ないエリアもあります。沖縄暮らしを楽しみたいのであれば、車かバイクが必須です。さらに、海が近いため、塩害がひどく、色々なものがすぐ錆びてしまいます。また、台風も多く、本州に上陸する台風の強さの比ではないため、台風対策も必須です。
次に、沖縄の平均年収は全国で最も低く、都心部で仕事を辞めて沖縄県内で就職した場合、収入が下がる可能性があることは予め留意しておくべきです。また、家賃以外の生活費、ガス代や食費などは沖縄のほうが高いというケースも少なくありません。

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編集部チーム
PARAFT編集部
沖縄には「うちなータイム」という独特の時間感覚があり、例えば友人同士で飲み会を開いた場合、待ち合わせ時間に誰も現れないという光景がよく見られます。都会で時間に追われていた人にとって、はじめは、そのゆっくり流れる時間に驚くかもしれませんが、その感覚に慣れると「なぜ慌ただしくしていたのか」と感じるかもしれません。移住の際は、メリットもデメリットも考えることで、後悔のない沖縄暮らしが実現できるでしょう。