LGBTの記事2017.03.23
福利厚生の利用サポートも
各社取り組む制度づくり「LGBT×働きやすい職場」【海外編】
2017.03.23 文章 / PARAFT編集部
そもそもLGBTとは?
出典:Pexels
LGBTという言葉が広く知られるようになり、イコール、性的マイノリティの方と認識している人もいますが、実は違います。LGBTは上記の4種類の性的マイノリティの方のみを指す総称であり、他のXジェンダーや、インターセックス、クエスチョニングといった性的マイノリティの方は含まれていません。そのため、他の性的マイノリティを含めるとLGBTsやLGBTQ、LGBTIQなど呼称はさまざま。以前と同じ、性的マイノリティ、性的少数者という言い方を利用する方もいます。
海外企業のLGBTをサポートする制度
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▼ アメリカン航空
大手航空会社として初めて2000年に同性パートナーへの家族手当を導入。医療補助などの制度が、同性婚や同性の事実婚であっても、異性との場合と完全に同一の制度を利用できるようにしています。職場における差別禁止ポリシーを掲げ、ダイバーシティを認める先進的な取組が注目されています。
▼ アクセンチュア
パートナーが同性・異性どちらでも、同じ福利厚生が利用できます。また、昇格や採用の際に平等な扱いをするガイドラインを制作しています。※ 同社Webサイトより
▼ ゼネラルモーターズ
LGBTであっても安心して平等に働けるような取り組みを行っています。またこちらもパートナーの性別を問わず同じ福利厚生が利用できます。LGBTが働きやすい職場であることを表彰する人権団体「ヒューマン・ライツ・キャンペーン」が発表する指数でも満点を獲得しています。
LGBT差別をなくすための取り組み
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ヒューマン・ライツ・キャンペーンが発表しているLGBTフレンドリーな企業2017では、上記の企業を含め、満点をとった企業が517団体と昨年より100社以上増加しています。それらの企業は、制度が作られている上で、形だけの制度でなく実際に実施し、従業員が利用できている点まで含めて評価されています。

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PARAFT編集部
欧米では、現在LGBTであっても、そうでない場合と全く同様の権利を受けれるように制度が作られています。LGBTなどの方の市場へのマーケティングだけでなく、LGBTなどの方が問題なく働ける環境を作ることが企業力を高めるための重要な指標の一つとして認識されています。