ストレスマネジメントの記事2017.03.31
自分の健康は自分で守ろう!
心が折れる前のセルフストレスマネジメント
keyword: ストレスマネジメント 健康 仕事 生き方 働き方
2017.03.31 文章 / PARAFT編集部
ストレスって何? 正体を知る、状態を知る
出典:Pixabay
現在、ストレスというと、精神的な苦痛を指すようになりました。上の例で言えば、ボールが人の心、指が苦痛の原因となるものです。心が健康であれば、ストレスを跳ね返して元の状態に戻れますが、ストレス耐性が弱くなると、へこんだままになってしまいます。
ストレス要因に対して、私たちは、身体や心、行動で反応します。しかし、この関係については意外に気が付かないものなのです。最近、体がだるかったり、不安な気持ちが続いたり、何もかもが面倒になるようなことはありませんか? 職場や家庭で何か問題が起きてはいないでしょうか? いつもとは違う自分の状態に気が付くことで、ストレスとうまく付き合うことができるかもしれません。
ストレスと上手に付き合う方法とは?
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まず、心と体をほぐすために、深呼吸してみましょう。人は落ち込んでしまうと背中が丸くなって呼吸も浅くなってしまいます。体をリラックスさせ、吸った息でおなかが膨らむようなイメージでゆっくりと大きく息を吸い、ゆっくりと吐き出す腹式呼吸を試してみましょう。そして、可能であれば、歩いたり軽く体を動かしてみましょう。ゆっくり体を伸ばすようなストレッチもいいかもしれませんね。脳も筋肉も適度に酸素を送り込まないときちんと動いてはくれません。十分で快適な睡眠をとることもとても大切です。睡眠時間が減ると判断能力が落ちたり仕事の能率が悪くなったりします。昼食後、15分くらい昼寝をすることもオススメです。
友人たちとの他愛もないおしゃべりや、趣味に打ち込むことで気持ちを切り替えるのもよいでしょう。しかし、何をしてもいつになっても不調が改善されないときは、専門家に相談してみましょう。
メンタルヘルスのケアは大切です
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メンタルヘルスの不調が続くと、社会生活や生活の質に影響が出てきます。誤った精神論がまかり通っていた時代には、不調な状態は弱さや怠惰の現れと考えられ、余計に追い詰められるようなことがありました。しかし不調になるきっかけや原因は人それぞれ。誰にでも起こり得ることなのです。
まずは自分の状態を知ることから始めましょう。自分の身体や心の不調が起こるのはどんなときか、解消する方法はあるのか? 自分自身で、または友人や家族に相談しても解決できないようであれば、医師や看護師、カウンセラーに相談してみましょう。職場に産業医や保健師がいればその方々でもよいですし、近所にメンタルヘルスのクリニックがあれば利用してみるのもよいでしょう。
以下に、いくつかの相談窓口を紹介します。
▼ 全国の医療機関
▼ 働く人の「こころの耳メール相談」
▼ 電話相談「こころほっとライン」

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身体も心も、調子の良し悪しがあるのは当たり前です。心が不調になるのはいけないことでも恥ずかしいことでもありません。日頃から自分自身の状態を把握しておくストレスマネジメントを行うことで、少しずつストレスへの耐性ができていきます。しかし自分の手に余るような状態になったときに相談できる窓口も調べておくと、より安心できますね。