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初めての離職理由の記事

米国、アジア各国との比較で転職に対する意識の違いを知ろう:r000017002536 | PARAFT [パラフト]

2017.03.22

初めての離職理由の記事2017.03.22

世界と違う日本人の動機を探る

米国、アジア各国との比較で転職に対する意識の違いを知ろう

keyword: 初めての離職理由 転職理由 賃金 残業 国際比較

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転職をしたいと思う動機について考察する前に。みなさんはプレミアムフライデーを満喫されましたでしょうか?  いわゆる「定時で帰りましょう」的な運動は「ノー残業デー(主に水曜日)」という習慣が実は40年前から存在しています。当時は「経費削減」と「残業のノルマ化による意欲の低下」を抑制することが主目的だったようで、最近話題の「働き方改革」とは違う時代背景が感じられます。国を挙げて「さっさと帰りましょう」キャンペーンをするほど日本の労働時間は深刻なのか確認してみましょう。

2017.03.22 文章 / 千歳敬雄

下記のデータを見てあなたはどこに注目しますか?

グラフ1を見る限り、日本はOECD各国平均を下回っていますので、データ上は「働きすぎ」というほどではないように見えます。年間1719時間ということは一日8時間拘束として4.1日/週となりますので週休三日にも見えてしまいます。おそらく祝日の多さやハッピーマンデーの影響もあるでしょう。総労働時間というザックリしたデータよりは、職種や業界の一日あたりの労働時間を基準にしたデータがあると国際比較もしやすくなりそうです。

今回はアジア各国の転職の背景を分析した上表の「彼らは本当に転職を繰り返すのか – アジアの転職実態、転職要因・効果の実証分析- 」(荻原牧子、リクルートワークス研究所、2013年:PARAFT編集部より転載許諾済 管理番号[303-1225-866]) で公開されていたデータを材料にして解説したいと思います。データは各国の「初職の離職理由」なので、「初めての転職理由」と解釈すればよいでしょう。現在、転職を検討している人はもちろん、ご経験のある方はその時を思い出して上表を眺めてみてください。

仮に私があなたの上司で、あなたがこのデータを持ってきた場合にする質問はおそらく「なんで『賃金への不満』を理由にして離職する比率が日本だけ低いのか? 」です。

他の部分が気になる方もいるかもしれませんが、今回はエクササイズのノリでどのようなFindings (データを読み取って気づくこと) をもってその質問に答えるか、とします。

私が注目したのは「結婚・出産・育児・介護のため」が7.8%と相対的に高い点です。単純に考えると、この理由で転職する場合は「もう少し時間に融通が利く」とか「在宅勤務ができる」といった自分の時間配分に柔軟性がある環境を賃金以上に重視していることになります。なぜなら、現在の勤務先でそういった柔軟な制度がある場合、転職は不要だからです。つまり、そういう労働環境にはない人がまだ日本では多いと推測することができます。この「結婚・出産・育児・介護」というのは人生における大きなイベントです。その節目をきっかけにして転職する方が他国に比べて多いということは、日本の労働環境にはまだ課題があることをうかがわせます。

環境に対する依存度が高いのが日本の特徴?

もう一つ気になるのが、日本の場合は「人間関係への不満」、「仕事内容への不満」、「会社の将来性や雇用安定性への不安」が諸外国に比べて高い点です。でももしあなたが相談を受けたときにこの三つの不安を告げられたら「あなたは何故、そんな会社を選んだのですか? 」と聞きたくなりませんか?

私がこのデータを見たときの印象は、諸外国の人は環境に何かしらの問題があることは織り込み済みで、それが受け入れられるか否かは賃金で判断するというメンタリティなのではないか、というものです。故に、転職するにあたってより複雑な問題に遭遇することも承知のうえで「賃金」に重きを置くのではないのか。この仮説が正しいとすると、日本人がとてもナイーブな存在に見えてきます。なぜなら、「人間関係の不満」は犯罪要件を構成するレベルのハラスメントでない場合は本人にしか解決できない意識の問題です。「仕事内容の不満」については上司に掛け合えばよい話。己のレベルがその程度なのかを客観的に診てもらう意味でもまずはそこからスタートです。「会社の将来性」に至っては、それを盤石にするためにあなたに給与を支払っているのである、という会社員のイロハのイが分かってない印象。全般的にこれらの理由は「思っていたのと違う」という話だと思います。そこに折り合いつけていくのが社会人の知恵だと思うので、自己中心的な会社感は捨てるようにしましょう。これだけ変化が激しい世の中で一人ひとりのやることが文書で完全に全部書ききれる場合、その仕事は遅かれ早かれ機械化されます。

何が賃金への不満をドライブするのか?

ここで海外に目を転じて、多くの国で一位に選ばれている「賃金」ですが、何がその不満の要因なのかを考えてみます。この論文に含まれているデータだけではうまく仮説を説明できないので、GDPのデータも引っ張ってみました。グラフ2は、元々の論文に含まれている「賃金への不満」の比率と各国GDPの増減、人口の増減を盛り込んだものです。

ざっと見ると、左軸のGDP伸び率と賃金への不満の程度は日本以外の各国では近しい動きに見えます。中国・韓国・マレーシア・インドネシア・ベトナムについてはGDPの伸び率に比例して賃金への不満も高く出ていることがグラフから確認できます。実際、相関係数を見ると0.48なので「中程度の相関」とみなしてよいでしょう。日本は前述のとおり「賃金」への不満が主たる理由ではないのでこのトレンドから外れているのは自明です。あとはインドとタイが他の国とは異なり、GDPの伸び率は平均なのに賃金への不満が極めて高く見えます。その違和感を検証する意味で人口の増減(折れ線)を見てみると、インドについては他国に比べて人口の増加がやや高いことから、安直ですが「人が増えている + 社会システム的に競争が激しい」といった要因が考えられます。インド人の上司や同僚と仕事をしたことがありますが、向上心と野心の強さは素晴らしいものがありますので、そのあたりの文化人類学的なコンテクストもありそうです。

そして最後のタイが一番よくわからないグラフの動きになっています。賃金への不満が高いわりにはGDPが伸びている訳でもなく、前年度の人口が他国と比べて劇的に増えている訳でもない。単なるわがままなのかいな、という気もしますが、人口の増減にデータを絞ってこの調査が実施された2012年以前から少し時間を遡ってトレンドを見たところ、グラフ3のグラフができました。これで見るとタイだけ人口が前年比で増加傾向にあることが理解できます。この「劇的ではないけど、なんか毎年人口が増えている」割に「GDP (=国力)がそれほど伸びている訳でもない」という状況が個人的にはいかにもタイらしいな、という気はするのですが、「高い賃金」をもとめて離職する要因につながっているようにも考えられます。

今回はG20各国の「離職理由」というデータをもとにして、日本の特殊性を見直しつつ、人口やGDPといったファクターを加えることでデータの読み取り方に変化をつける例をご紹介しました。文中で提示した仮説については乱暴な推測もあるので、念入りにやるなら個別に検証が必要ですが、あるデータに対する「私の解釈」をどう作るかの一例としてお読みいただければと思います。

私は、このデータを最初に見たときに、ストレートに賃金を理由にして職を選ぶ性向は悪くないと思いました。なぜなら、環境というのは常に変わるものなので、環境を理由にして転職しても、行った先で環境に気を取られてしまうからです。



【過去の記事はこちら】
「ライバルは昨日の自分」なんていう事を言っている場合では無いという話
約4割の人が「趣味は読書」と回答しているけれどその実態は?

WRITER

マーケター

千歳敬雄

締めくくりとして、私が転職に際して意識しているポイントを二つご紹介しておきます。 1. 市場軸と自分軸で次の機会を整理する 市場軸とは次の会社や仕事のライフサイクルやポジションを俯瞰することです。自分軸はこれまでの経験に基づく選択を考えているのか、新たに何かを獲得したいのか、といった経験軸での捉え方です。 2. Gain & Pain を見極める 市場軸と自分軸で「次の機会」を見直すとおのずと転職で「得るもの」と「諦めるもの」が明らかになります。どのようなトレードオフなら受け入れ可能な選択になるのかをこのように決めておくことでいくらか迷いを払拭することができると筆者は考えています。

【ライター略歴】リゾートホテルで広告宣伝、イベント会社を経てIT業界へ。現在デジタルマーケティング界隈を中心に活動中。得意分野はグローバル企業のマーケティング戦略、顧客や市場との対話、組織論。個人のブログでもマーケティングのアレコレを不定期発信中。

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