ワークライフバランスの記事2017.03.17
PARAFT名言集スタート!
インタビュー総集編【01】仕事のほかに大切にしたいものとは?
keyword: ワークライフバランス 生き方 リモートワーク やりがい 名言
2017.03.17 文章 / 味志佳那子
仕事や場所より「誰と暮らしたいか」|転職者インタビュー・趙 国遠さん
趙:愛媛に住む妻と一緒に暮らしたかったからです。以前私が東京勤務だったころは週末ごとに愛媛へ帰っていたのですが、3年間もそんな遠距離生活を続けているとだんだん疲れてきてしまって。家族なら一緒にいるべきですし、私自身もできるだけ妻のそばにいたくて「いっそのこと移住してしまおう」と。
優先するのは「家族と暮らすこと」。思い切ってそう決めた後でも仕事はやりがいあるものをと、キャリアアップへの熱意を見せてくれた趙さんの言葉に、背中を押される気持ちがするのはきっと私だけではないはずです。
記事全文はこちらから
→愛媛在住リモートワーカー〜自分が一番能力を発揮できる環境で!成果重視の働き方とは?
暮らしたい場所で働ける社会を|ポート株式会社COO丸山侑佑さん
丸山:地方に「若者が好む仕事」を作ることが思っている以上に価値があるんだと実感しましたし、若い人の中には「本当は地元で暮らしたい」という思いを持つ方が想像より多くいることもよく分かりました。
地方創生に取組む企業も、移住を検討する個人にとっても気になるのは「地方に馴染めるか」ということ。それまで受け継がれてきた地域の良さを壊すことになるというイメージを受ける方もいるのでは?という質問への答えには「なるほど」と膝を打つ思いでした。
丸山:ネガティブな反応を受けることもありますが、絶対的なものが一つあります。それは、若い子たちが戻ってくることを嫌がる人はいないということ。人口1万人の町に1人の若者が戻ってくるのだとしても、辿っていけば知り合いの知り合いだったなど、意外と自分とつながっていることなのだと感じてもらえるからです。
変化を起こすことが壊したり崩したりすることではなく、自分も知っている“誰かの喜び”につながっていることを感じてもらう。そのための施策を行っていくという言葉に、これが地域に寄り添うということかと腹落ちしたのでした。ご自身も兵庫県・淡路島出身だという丸山さんは地方で暮らす良さや難しさが分かるからこそ、“地域のため”というポイントにまっすぐ焦点を当てられるのかもしれません。
記事全文はこちらから
→〜若者が暮らしたい町で働ける社会を〜民間企業だからこそできる地方創生
やりたいことを“自分一人”でやり抜く必要はない|着物 オブジェ作家・重宗玉緒さん
“私ってダメ人間だなあ”という気持ちに覚えのあった私は、着物・オブジェ作家という唯一無二の肩書きを持つ人でもこうして迷いながら覚悟を決めていくんだなと知り、とても救われたことを覚えています。
ただ自分にしかできないことは、イコール、誰もその道での成功法を教えてくれないということ。卒業後数年は「自分の手で作ることに価値がある」と思い込んでいたという重宗さんは、他の人の助けによって自分のやりたいことがスケールアップしていった経験を持ちます。やりたいことを実現する芯の強さを持ちながらここまで続けてこられたのは、助けてくれた人がいたからという謙虚な人柄が伝わるインタビューでした。
重宗:できるかできないかは置いておいて、言い続けることが大事かもしれません。昨年は、ラフォーレや伊勢丹などのイベントで出会ったいろんな方々に「海外、行きたいんですよね~」って、フワフワ~っと言い続けてました。「何年かあとにね」って、内心では思いつつ(笑)。
肩の力が抜けていながらも勇気が湧いてくる不思議な魅力の重宗さん。未来が見通せるキャリアではないけれど自分にしか作れないキャリアを楽しむ強さ、見習いたいです。
記事全文はこちらから
→着物・オブジェ作家重宗玉緒さん流のアーティストとしての生き方

![インタビュー総集編【01】仕事のほかに大切にしたいものとは?:r000017002609 | PARAFT [パラフト]](/files/alias_m1/000017002609/j0apfxm30omfac8f602o7chy.jpg)
PARAFT名言集スタート!
この記事が気に入ったらいいね!しよう
PARAFTの最新記事をお届けします。
┳INTERVIEWS┻
PARAFT名言集スタート!
WRITER
編集者・ライター
味志佳那子
昨年から今年にかけて沢山の方にインタビューしてきた編集部。ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。珠玉のコメントたちをまとめる【第2弾】も掲載決定! 近日公開となりますのでぜひご期待ください。