イケダハヤトさんの記事2017.05.12
イケハヤの家族論
イケハヤ家のハッピーな暮らし術【イケダハヤト】
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2017.05.12 文章 / PARAFT編集部
妻もふらっと来ました。今は山道でも平気で運転してる
うちの妻も結構、ある種似たような気質のひとなので、ふらっと普通に来ました。最初、僕が出張で高知に来て、ものすごくよかったんで、帰ってから妻に、ちょっと高知に物件を探しに行こうと言ったら、えっ、なに? 高知なんて知らないんだけどって(笑)。でも、とりあえず飛行機をとって連れて行ったら、妻のほうが行動力があるみたいで、勝手に物件を見つけてくれて住むことになりました。なし崩し的に住んでしまいましたね。フットワークが軽いんで、楽しく暮らしています。
イケハヤさんご夫妻はまず東京から高知市内に移住しましたが、その後、さらに高知県北部の限界集落に移り住みました。
山に移り住んで最初のころ、道が結構狭くてきびしいので、妻は自分で運転できなくて、出られなくてストレスを感じた時期が一瞬あったみたいです。でも今はもう全然平気。デカい車を運転していますよ。まあ慣れの問題ですね。
ここでイケハヤさんの下のお子さんの声が、Skypeを通じて伝わってきました。「うわぁぁぁぁぁぁ! うわぁぁぁぁぁぁ!」
遊んでいるんです(笑)。娘は今、1歳と4ヶ月です。
イケハヤさんがパソコンのカメラをお子さんに向けてくれました。編集部一同、「かわいい!」「おめめばっちり!」ともう癒されます。おや? お子さんの後ろには紙おむつのダンボール。こういうのはネットで買うのですか?
Amazonをヘビーユースしてますね。むしろ、こっちのほうが配達事情はいいんです。再配達という概念がないんですよ。みんな軒先に置いておいてくれるんです。
この子は限界集落産なんですよ。なかなか貴重です
最近そうなったのは何かきっかけがあるんですか?
ああ、それはやっぱり、夫婦で会社を経営している体裁になっていますからね。妻にも事業を持ってもらったほうが、会社としても合理的じゃないですか。僕が死んだ後、妻が事業を引き継ぐのもやりやすくなるわけです。妻にはずっと育児をしてもらっていたので、ここでギアを切り替えて、妻にビジネスなり、なんかコミュニティーをつくるなり、やってもらおうということになっているんです。僕が家でブログを書きながら子どもの面倒をみたほうが、長期的に見たら合理的な気がしたんですよね。そういうことについ最近気づいたんですよね。
「ふわぁぁぁぁぁぁ~」と、再び、お子さんの大きな声がパソコンから響いてきました。
この子は限界集落産なんですよ。なかなか貴重です。最近は外で遊んでくれたりするんです。僕が見ていて、子どもが外で水遊びをしたりするような。なかなか平和でいいですよ。ただ、もうちょっと暑くなってくると虫が出てくるんで、1歳児を放置しておくのはちょっと怖いですね。今も蛇が出てくるんでね。自然のなかで育児したいという気持ちがあったんですが、意外と有毒な生き物がいっぱいいるんで、そこが怖いですね。
冬の間は沖縄で仕事するのがいい
いつごろまで今の場所にいるつもりですか?
まあ少なくとも、子育てが終わるまではいると思うんです。まだ3人目とか欲しいと思っているんで、少なくともあと20年以上はここに拠点を置いているでしょうね。でも僕らが住んでいる地域は結構山深いので、冬になると農業をやることもないし、寒くて外では何もできない。なので、冬の期間だけは沖縄で仕事するのがいいなと思って、今年の冬は1月に沖縄にいました。沖縄はあったかくて、よかったですよ。たぶん来年も沖縄に行くでしょうし、そのうちに沖縄にも拠点を持って、1~2月は沖縄にいるという感じになるかもしれません。もちろん、どこにいても仕事は変わらないですからね。
将来的に親の介護などの問題が出てきたら、どうするのですか?
まあ親がどう考えるか次第ですけど、東京で介護を受けるのは難しくて、国策として親の方を移住させる動きが着々と進んでいるほどです。だから早晩、僕らの親世代の人たちはこちらのほうに来るんじゃないかなとも思いますよね。来てほしいし、実際、最近増えています。孫移住じゃないですけど、孫の近くに移住する人はまわりに多いですよ。

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編集部チーム
PARAFT編集部
イケハヤさんご夫妻は東京から高知市内へ、そして高知県北部の限界集落へと移り住み、さらに冬には沖縄も拠点にし始めていて、ほんとうにフットワークが軽いですね。今の働き方、生き方に満足できなくて思い悩んでいても、なかなかこのようにフットワーク良く、前に踏み出せないものです。フットワークの良さを学びたいと思いました。
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