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出典:PARAFT

いま世界の哲学者が考えていることの記事

めくれバ! > 自分の頭で現代を考えよう|いま世界の哲学者が考えていること:r000017002943 | PARAFT [パラフト]

2017.08.08

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いま世界の哲学者が考えていることの記事2017.08.08

俯瞰的に考えることの大切さ

自分の頭で現代を考えよう|いま世界の哲学者が考えていること

keyword: いま世界の哲学者が考えていること 岡本裕一朗 めくれバ よく働きよく遊ぶオトナの夏の課題図書 哲学

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日頃、新聞やテレビ、あるいはネットなどから受け取る報道を通して、私たちは世の中を理解しようと努めています。でも、時々不安を感じること、ありませんか?童話・オズの魔法使いのように、私たちは実は緑色のメガネをかけているのに、世の中は緑色に満ちていると思い込んでいるとしたら……?『いま世界の哲学者が考えていること』(岡本裕一朗著、ダイヤモンド社、2016年)は、緑色のメガネに気がつくための、心強い味方です!【めくれバ!/よく働き よく遊ぶ オトナの夏の課題図書】

2017.08.08 文章 / 和田由紀恵

緑色のメガネをかけていることに気がつく

「あらゆる人間が眼の代わりに緑色の眼鏡をかけていれば、それを通して見える対象は緑色であると判断するにちがいないだろう―そして眼は人間に諸事物をあるがままに示しているのか、あるいは諸事物ではなくて眼に属している何かを諸事物に付け加えているのではないかを、人間に決して決めることはできないだろう。」(ハインリッヒ・フォン・クライストの有名な書簡(1801年)の引用)(本文より引用)
この一文は、現代哲学の一つの潮流”メディア学”の源流となる一節として、本文中で紹介されています。確かに、私たちはメディアという緑色の眼鏡をかけているのかも!ちなみに、ここで言うメディアとは、言葉から想起されがちな報道機関ではなく、もっと原理的な音声言語や手書き文字、映像などなどを指す、媒体という意味で使われています。

哲学そのものは、本当に本当に奥深く、正直なところ難解で理解できないのが、残念な浅学の身によるところです。哲学書を読みたいと思っても、ものの数ページでダウンする残念っぷりです。でも、現代の知の巨人(=哲学者)が考える、現代の論点への思考のエッセンスは知っておきたい。眼鏡が外せなくても、エッセンスを知ることで、レンズの色が変わるかもしれません。少なくとも、レンズに色がついているという自覚が持てるかも。

本書は、そうした非常に興味深いエッセンスを、わかりやすく取り出してくれています。初学者向けの非常に丁寧なつくりで、時に図解をつけながら、どんな哲学の流れがあるのか、哲学者の紹介や特徴、参考になる書物も紹介してくれています。おかげさまで読みたい本のリストがずいぶんと増えました!

考えておきたい論点が満載!

さて、本書は具体的にどんな内容を紹介しているのでしょうか。目次からの抜粋で、その垂涎のメニューをご紹介します。
【目次・抜粋】
・第1章 世界の哲学者は今、何を考えているのか
・第2章 IT革命は人類に何をもたらすのか
・第3章 バイオテクノロジーは「人間」をどこに導くのか
・第4章 資本主義は21世紀でも通用するのか
・第5章 人類が宗教を捨てることはありえないのか
・第6章 人類は地球を守らなくてはいけないのか

いかがでしょうか?あとは実際に手にとって中身を読んでいただきたいので、詳細は割愛しますが、今を生きる私たちの関心事項がてんこ盛りです。もう、これだけでごはんが何杯もイケる論点が目白押しです。
各章の中のタイトルがまた、どれも非常に興味深いのですが、個人的にとても興味を惹かれた内容を2つご紹介します。

▼ SNSは市民のためのメディアではない?

記憶に新しい、アラブの春。2010年にチュニジアの青年が抗議の焼身自殺を図り、その動画がFacebookにアップされました。この出来事はSNSで拡散され、民主化運動へとつながりました。SNSには、既存メディアに対抗できるというポジティブなイメージがあります。一方で、反政府運動を取り締まるツールとして利用されているのも事実です。
「あなたのおっしゃっていることは、一本のナイフはパンを切るためにも喉を切るためにも使用できるということですね。」(本文より引用)哲学から考える、ナイフの使い方。最近話題の『1984年』(J・オーウェル著)に描かれたビッグブラザーからリトルブラザーへと監視は変化しているとのこと。ナイフを平和的に使うためにも、私たちは時代の流れを掴む必要があるはずです。

▼ クローン人間を生み出してはいけないのか

1996年に誕生した、世界初の体細胞クローン羊”ドリー”のニュースと、それを巡る様々な反応は、20年経った今でも、私に強い印象を残しています。本書で取り上げている生命倫理学者の論稿では、過去のものとなった?人種差別や女性差別と闘うのは簡単なのに対し、現在の偏見と闘うのは容易なことではない、と述べています。「クローニングによって人を生み出すという議論のまわりには、偏見が取り巻いているが、その偏見との闘いに立ち上がった人はほとんどいない。」(本文より引用)
私は何となく、クローン人間を安易に生み出すのはいけないのではないか、という論調に傾いていました。何が正しいのか、こうした技術を受け止める社会の決着がどうなるかは別として、ここで展開される視点はぜひ心に留め置きたいと感じています。

何が正しいとか常識・通説だとかではなく、先人や同時代の知の巨人たちが考えている道筋を知る、ということは、私たちが盲目のまま時代に流されないための大切な動作です。とりわけ、様々なことがかつてないスピードで進行している今においては。本書に書かれていることは、扱っている分野によっては物足りなかったり、もしかしたら偏っていることもあるかもしれません。それでも、一歩ひいて俯瞰的に考える視点の重要さを痛感している哲学者と編集者が生み出した、意欲的で刺激に満ちた一冊でした。

『いま世界の哲学者が考えていること』の書籍情報

書名:『いま世界の哲学者が考えていること』
著者: 岡本 裕一朗
初版発行: 2016/9/9
出版社: ダイヤモンド社
価格: 1,728円(税込)
サイズ: 18.8 x 13.2 cm
頁数:320ページ
ジャンル: 哲学・思想
読了目安: 2.5時間
ISBN: 978-4478067024

WRITER

編集者・ライター

和田由紀恵

某大統領がメディア批判を繰り返したり、元官僚が政府からの圧力があったと言ったり……。何が本当で、何が考えるべき問題なのか、当たり前と思っていたことを疑わないといけない世の中になってきたようです。私たちが知らず知らずに持つバイアスを外すには、良質な知へのアクセスが一番。『いま世界の哲学者が考えていること』は、そんな知がたゆたう海へ通じる扉でした。

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俯瞰的に考えることの大切さ

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