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個人の自立があってこそ?フランス式の婚姻制度:r000017002977 | PARAFT [パラフト]

出典:Pexels

1万kmリモートの記事

個人の自立があってこそ?フランス式の婚姻制度:r000017002977 | PARAFT [パラフト]

2017.06.08

1万kmリモートの記事2017.06.08

日本にない結婚のカタチPACS

個人の自立があってこそ?フランス式の婚姻制度

keyword: 1万kmリモート 結婚 PACS フランス 遠距離恋愛 事実婚

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[1万kmリモート社員で働いてみた]今回のフランス1ヶ月滞在の隠れテーマでもある「遠距離恋愛に新しい選択肢を」。出国前から私が気になっていたのはフランスの婚姻制度。3つのタイプの中には、日本の事実婚ともちょっと違う“PACS”も。結婚だけが家族をつくる手段ではない、フランスにおける“結婚”について調べてみました。
20代女子会社員がゆく「1万kmリモート社員で働いてみた」 /目次 に戻る

2017.06.08 文章 / 味志佳那子

フランスの結婚制度は“カップルを法的に認める”もの

今回結婚をテーマに記事を書いている理由は、フランス1ヶ月滞在に先立って公開した『序章「1万kmリモート社員で働いてみた」はこうして始まった』をご覧いただきたいのですが、以前からフランスには結婚以外にも家族を作る選択肢があることを耳にしていたため、実際はどんな感じなのだろうと出国前から興味津々でした。

さて、日本で結婚といえば役所に婚姻届を提出して自分たちの婚姻を認めてもらうスタイルを指しますが、フランスでは婚姻関係を認めるというよりも法的にそのカップルを認めるという意味合いが強いです。そしてカップルを認める方法には、大きく分けて3つあります。

▼ 結婚(Mariage)
3つの中で最も受けられる恩恵が多い分、負う義務も重い。日本のように役所へ紙一枚提出して終わりというわけにはいかず、市役所のランデブー(予約)を取って挙式を挙げなければならない。その後教会などで式を挙げるかどうかは個人の趣向による。
[課せられる義務]
・共同生活を送る義務
・扶養義務。別居しても継続。義父母や子どもの配偶者に対しても扶養義務が発生
・生活費を分担する義務
・連帯債務
・貞操義務

▼ PACS(Pacte civil de solidarité)
成年に達した2人(同性・異性OK)が共同生活を営むための契約。もともとは同性カップル向けに作られた制度で、結婚より義務は軽くなるが受けられる恩恵も少なくなる。手続きは結婚よりもはるかに簡単。
[課せられる義務]
・共同生活を送る義務
・相互扶助義務。世帯の出費を分担することや失業や病気の際の援助
・連帯債務

▼ 同棲(Union libre)
受けられる恩恵も義務もない、フランス語名称「自由な結びつき」そのものの関係。最も手軽にカップルを認めてもらう制度とあって、カップルのスタート地点とも言える。

日本人の目からみて珍しいのは、やはり“PACS”ですね。「事実婚」「内縁関係」などと訳されることの多いPACSですが、実際はちょっと違います。次の章から見ていきましょう。

PACS(連帯市民協約)によるメリットって?

日本ではカップルが結婚を決める前に同棲をして、これから先も長く一緒に暮らしていけるかどうかを確認するケースが多いですが、ちょうどその頃のタイミングとPACSはよく似ているのではないかと思います。フランスでも多くのカップルが、結婚の前にPACSで共同生活を送る契約を結び、お互いに確信が持てたあとで結婚に切り替えることはよくあるそう。

まず押さえておきたいのは、PACSが前提としている“あるポイント”です。それは、

あくまでも個人と個人の共同生活であること。

これをしっかり頭に入れてから前述の[課せられる義務]を見てみると、
【結婚にあってPACSにないもの】
・扶養義務
・生活費を分担する義務

【PACSにあって結婚にないもの】
・相互扶助義務

そう、PACSの一番の特徴は2人が互いに助け合いながら生活を送ることなんです。契約を結ぶ当人たちが“自立した成人同士”であることベースに、2人の関係を社会的に認め、結婚と同等の保障等を受けられるようにしているところ、個人の生活を大切にするフランスらしいなと思わずにいられません。ちなみに、PACSを結んだ後で別れることになっても“離婚”という扱いにはならず、“PACSの解消”のための書類手続きをすればOKです。

この他に、結婚とPACSの違いを見てみると、

▼ 結婚後の姓
結婚:夫の姓を名乗る権利が与えられるが、義務ではない
PACS:パートナーの姓に影響はない

▼ 子どもの親権
結婚:母親の夫が、法律上の父親になる
PACS:法律上の父親になるには、子どもの認知が必要
※ 父親の決定方法以外に、両親の婚姻状態は子どもに何ら影響がない

▼ 財産の取扱
結婚:夫婦間で取り決めをしない限り、共有のものとする
PACS:原則は、各自が個別に財産を管理する

▼ 健康保険の加入
2016年1月からフランスでは“被扶養者”という資格自体が廃止に。フランスに定住している人であれば、個人名義で健康保険に加入できる。

ただ、友人から聞いてユニークだなと思ったのは、フランス人だからといって「結婚しない」と公言するような人はやっぱり少し無責任と思われる傾向もあるということ。結婚がある程度の覚悟を必要とする、という点では日本もフランスも変わらないようです。ちなみに、フランス人男性と結婚した知り合いの韓国人女性が、プロポーズで言われたのは「僕が君のフランスでの保護者になりたい」。結婚が法的にも強い力を持つことを理解しているからこそ、あえてその選択肢を選んでくれた気持ちが嬉しいですよね。

外国人同士でもPACS契約を結べる

詳しい条件はまだ調査中ですが、友人からの一報で外国人同士でもフランスでPACSを結べることが分かってきました。その場合には、フランス人同士の場合よりも書類の用意、審査に時間がかかるので早めに準備をしなければなりませんが、お互いがフランス定住をしているようであれば、外国で共同生活を初めてみるのもユニークですよね。

ただし、フランスでPACSを結んだからと言って日本でも同様に認めてもらえるかというと、答えはNO。日本にも事実婚という制度がありますが、PACSと同様の制度であると認められていないので、日本で婚姻関係を結ぶ際には日本のルールに則って行わなければなりません。

今回こうしてフランスの婚姻制度をみて気付かされたのは、カップルが一緒に暮らすための選択肢が“結婚以外にある”なんてこれまで考えもしなかったということ。結婚ではなくPACSを選ぶことに、フランス国内でもさまざまな意見があるはずですが、「どの方法が一番自分たちらしいか」そんな基準で人生の転機を迎えられることを少しうらやましく思うのでした。

WRITER

編集者・ライター

味志佳那子

健康保険の被保険者資格の廃止、子どもの国籍や親権に両親の立場は影響しない等、いろいろなパターンが考えられる国・フランスならではの社会制度には驚かされっぱなしです。さて、こんな記事を書いていることを同居人は知らない(はず)なのですが、このまま見られていないことを願うばかりです……。
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日本にない結婚のカタチPACS

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