手書きの記事2017.06.28
手書きにするワケ
なぜ履歴書は手書きなの!?コピーはダメなの!?【履歴書】
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2017.06.28 文章 / PARAFT編集部
常識ある表記・表現で、読みやすく、中身のある履歴書を!
企業が手書きの履歴書を求めるのはあなたの人柄や思いを感じとろうとしているからです。あなたが常識のある人か、ていねいな仕事をする人かどうか、真剣な思いで応募してきた人かどうか、履歴書の文面や見ばえから読みとろうとしています。ですから走り書きや誤字・脱字は厳禁です。常識のある表記・表現でまとめましょう。美しい文字の必要はありませんので、ていねいに判読しやすい文字を書くようにつとめましょう。中身も大事です。本気で志望していることが伝わるように企業研究に時間をかけ、じっくり考えてまとめるようにしましょう。
ライバルに差をつけるための3つのポイント
知っておこう ① 常識のある表記・表現を心がけよう
履歴書を書くときには、ていねいに公式文書をまとめるときの「常識」みたいなものがあります。たとえば、住所を書く際には、都道府県からすべて省略しないで記入します。年号を書く際には、西暦と和暦を混ぜて使うことはありません。こうした常識をわきまえて、守っているかどうかチェックされますので気をつけましょう。具体的にどんな常識があるのか、この「ゼロからの履歴書」シリーズでは順を追って解説させていただきますね。
知っておこう ② 美しい必要はない!読みやすくまとめよう
企業の採用担当者は、なにも文字をいちばん美しく書ける人を採用しようとしているわけではありません。文字を美しく書くことにこだわる必要はないのです。採用担当者が手書きの履歴書から読みとろうとしているのは、あなたの誠実さとか、根気づよさとか、気配りできる人間性などです。そこで、少しでも読んでくれる人が気持ちよく読めるように心を配りましょう。そこが勝負の分かれ道です。あなたがクセ字だったとしても大丈夫です。ゆっくりていねいに字を書きましょう。全体が文字だらけにならないようにレイアウトにも気を配り、少しでも読みやすくなるようにまとめていきましょう。
知っておこう ③ 本気度が伝わるようにじっくり研究してまとめよう
手書きの履歴書というと、どうしても見た目ばかりに注意がいきがちですが、それだけではありません。採用担当者が手書きの履歴書を求めているのは、他社向けに書いた履歴書をコピペしたのではない、自社にしっかり向き合った履歴書を読みたいということでもあるのです。そこをふまえて、その会社について研究をじっくりおこない、よく考えて志望動機などを書きこみましょう。そこまでしてはじめて、手づくり感満点の履歴書ができあがります。それこそが、ライバルに負けない強い履歴書でもあるのです。
転職の場合は応募企業によって手書き・パソコンを使い分けよう
▼ 手書きがよいと思われる企業
・歴史のある大企業、中小企業
(求人活動パターンからとらえた場合)
・ハローワークに求人を出している企業
・求人チラシや紙媒体の求人雑誌に求人を出している企業
▼ パソコンで作ったほうがよいと思われる企業
・外資系企業
・IT系などの歴史の浅い大企業、ベンチャー企業
(求人活動パターンからとらえた場合)
・自社サイトや求人サイトなどで応募を受けつけている企業

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PARAFT編集部
手書きの履歴書は、パソコンの場合と比べてとにかく手間がかかります。職探しのときは、多くの場合、1社だけを相手にしているわけではないので、本当にしんどいですよね。走り書きしたくなって当然。コピーしたくなって無理もありません。けれども、そこをグッとこらえましょう。手間ひまをかければ、履歴書が強くなっていきます。がんばりましょうね!
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