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「#最近読んだ本」に使っていいよ

出典:PARAFT

舟を編むの記事

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2017.10.24

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舟を編むの記事2017.10.24

不器用な世界へようこそ

じっくりと大きな仕事がしたくなる一冊

keyword: 舟を編む 三浦しをん めくれバ 「#最近読んだ本」に使っていいよ 辞書

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いまの日本の社会には、うまく器用に立ちまわっていかなければいけないという空気が強いように思えます。でも、無理して「器用な人」を演じていると疲れるのではないでしょうか。目先のことばかりに気を回していると、じっくり大きな仕事に取り組むことを忘れてしまいそうで怖いです。『舟を編む』(三浦しをん著、光文社、2011年)の主人公・馬締光也(まじめ・みつや)は、超弩級の「不器用な人」。不器用な生き方や働き方が意外にカッコイイことを、笑いとともに教えてくれます。読み終えたら、きっと馬締のように大きな仕事がしたくなるでしょう。【めくれバ!/「#最近読んだ本」に使っていいよ】

2017.10.24 文章 / 平田浩司

おかしくて、じんわりきて、電車ではムリ…

馬締は大学院で言語学を専攻後、大手総合出版社の玄武書房で書店を回る営業をしていました。けれども、気の利いた営業トークのひとつも言えるわけでなく、職場では完全にお荷物扱い。彼の一生懸命な振る舞いは、すべて不器用でこっけいに見えます。そんな馬締のもとに運命的な仕事が飛びこんできます。見出し語が約24万語にのぼる辞書「大渡海(だいとかい)」の編纂です。出版まで軽く10年以上かかる気の遠くなるような仕事に黙々と取り組んでいきます。

要領の悪い馬締ですが、ひとつの仕事を黙々とこなすのは得意中の得意です。無数の言葉の海の中から、辞書に載せるべき言葉を拾い上げ、整理整頓していきます。今どき、辞書の編纂は会社からリストラ対象にされかねませんが、彼は辛抱強く辞書のプロジェクトを守り育てていきます。

膨大な言葉の海の中にあって、人々を乗せて導く「舟」のような辞書を作りたい。馬締らはそんな思いで編纂していきます。およそ出世に縁のない仕事で、器用にキャリア形成を考える人なら何か口実をつけて異動を願い出てもおかしくありません。けれども、馬締は前進あるのみです。そんな馬締がだんだん凛々しく、カッコよく見えてくるから不思議です。

辞書編纂には地味なイメージがつきまといます。この小説は面白いのかと懸念する人がいるかもしれませんが、そこは職業小説の名手と呼ばれる三浦しをんさんです。不器用な人たちのおかしみ、温かみを見事に描き出しています。油断して電車のなかで読むと、笑いを噛み殺すのにもう大変。ほろりとくる場面も多くて、となりの乗客から不審がられますからご注意ください。

変人ムード満点の辞書編集部。最後は感動的

馬締といっしょに辞書の編纂に取り組む人たちの中にも「変人」がごろごろしています。玄武書房辞書編集部のOBで馬締を育てていく荒木公平。編集部といっしょに辞書づくりに命をかける言語学者の松本朋佑。馬締らをアシストする契約社員の佐々木薫……。みんな懸命なのですが、まわりから見れば変人ムード満点です。三浦しをんさんが実にユーモラスに描いていて笑えます。

さらに、馬締を支えてくれる下宿屋のおばあさんや、その孫娘・林香具矢もいい味を出しています。孫娘の香具矢も不器用な女子で、馬締とのやりとりはときに焦れったく感じられます。10年以上の歳月のなかで、登場人物たちにはさまざまな出来事が襲います。多くの出来事を乗り越え、ついに仕事に大きな区切りをつけるくだりでは、読み手もきっと辞書編集部といっしょに泣き笑いすることでしょう。

作者の三浦しをんさんは2006年、長編小説『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞を受賞しています。この受賞作では、東京郊外を舞台に便利屋を営む若者2人の青春を軽妙につづっています。『舟を編む』はこの『まほろ』シリーズと並ぶ代表作といえるでしょう。『舟を編む』は2011年に単行本が出版され、翌年、本屋大賞を受賞しました。2013年に公開された映画版『舟を編む』(主演・松田龍平、林香具矢役は宮崎あおい)もヒットしましたから、こちらもぜひレンタルなどで楽しんでみてはいかがでしょうか。

『舟を編む』の書籍情報

書名:『舟を編む』
著者: 三浦しをん
初版発行: 2015/3/12
出版社: 光文社
価格: 670円(税込)
サイズ: 文庫
頁数:347ページ
ジャンル:小説
読了目安: 5時間
ISBN: 978-4334768805

WRITER

編集者・ライター

平田浩司

主人公の馬締は、物語のなかで超弩級に不器用なラブレターをしたためます。このラブレターがまた笑えます。同時に、ここまで誠実な手紙があるだろうかと感動します。最後まで読めば、どこかで見つけられますので、どうぞお楽しみに!

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