遠足の記事2017.07.28
休みって、ありがたい!
楽しい遠足と、夢にまで見たGW【小1の壁、やってます。】
keyword: 遠足 小1の壁 小学校 お菓子 ゴールデンウィーク
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2017.07.28 文章 / 和田由紀恵
初めての遠足―準備編―
出典:Frame illust
4/28(金)に行われた、小学校生活初の遠足。一年生の目的地は、学校から大人の足で徒歩30分ほどの距離にある、地元ではちょっと大きめの公園でした。我が長男の保育園時代でも、その公園は遠足の目的地となっていて、公園そのものは普段もたびたびお世話になる、おなじみの場所です。そんなわけで、公園そのものにはあまり魅力を感じられなかったようですが、遠足という非日常の学校行事に、何だかワクワク・ソワソワする長男。そんな長男の姿を見るにつけ、やっぱりワクワク・ソワソワする私。
遠足が近づいたある日、長男が学校から「遠足のしおり」をもらってきました。色画用紙に印刷された「しおり」は、持ち物や予定、注意事項などが書かれていて、いやが上にも遠足気分が高まります。長男がうれしそうに見せてくれた「しおり」を読むうちに、自分自身の遠足を思い出しました。
決められた金額の範囲でお菓子を選ぶのが楽しかったこと。バスに酔ってしまってつらかったこと。友達と楽しくおしゃべりしたこと。仲の良い友達と、レジャーシートを敷き合うのが楽しかったこと。母が作ってくれたお弁当をおいしく食べたこと。母が甘い紅茶を水筒に詰めて持たせてくれて、その特別な感じが嬉しかったこと。解散する間際の"先生のおはなし"が長かったこと。帰宅したらちょっとホッとして、とても疲れていることに気づいたこと……。
私がワクワクするこの気持ちは、子どもの頃に自分が楽しんだ遠足を、今度は長男が経験していくことへの喜びから来るのかと納得しつつ、自分が子どもの頃のものとほとんど変わらない(もしかしたら私の頃は手書きの印刷だったかもしれませんが)「しおり」を見ていました。
▼ 遠足にソワソワする
子どもの頃の記憶が蘇った私。そこからはたと気がついたのは、長男が私と同じように楽しい遠足に行くためには、準備を漏れなく整えなくてはならないということです。母が準備してくれた、お弁当・水筒・お菓子などなど。かつての母の役目を今は私が担っているわけで、責任は重大です。ましてや初めての小学校の遠足。忘れ物をしようものなら、長男にとってせっかくの遠足が苦い思い出になってしまいます。現実に引き戻った私は、「しおり」を熟読しました。
必要な持ち物は以下のものでした。
【遠足の持ち物】
・紅白帽
・リュックサック
・お弁当
・お菓子(100円以内、食べ切れる分だけ)
・水筒
・敷物
・ハンカチ
・ティッシュ
・雨具
・しおり
早速、水筒をアマゾンで発注したり、レジャーシートを確認したり、雨具を整えたりと、持ち物を準備します。そして肝心のお菓子は、遠足前の週末に、長男と買いに行くことにしました。予算が100円、となれば買えるお菓子はごくわずか……?というわけでもありません。最近よく見かけるスーパーの駄菓子コーナーに行けば、10円から30円ほどの単価のお菓子が揃っており、予算内でもそれなりの量が買えるのです。
長男はウンウン考えながら、一生懸命に品定めをしていました。食べたいお菓子や友達と交換できそうなお菓子をうまく組み合わせ、予算内に収めたところで、長男に100円硬貨を握らせました。レジへ行くのにちょっと戸惑いながらも、長男の買い物は無事に終了です。
初めての遠足―当日編―
出典:Frame illust
準備万端で迎えた遠足当日は、良く晴れた、爽やかな日和となりました。とはいえ、私は朝から爽やかなわけではなく……。いろんなことのあった4月に押しつぶされそうになりながら、ようやく迎えた当日の朝は、追い打ちをかけるかのような、久々のお弁当作りが控えていました。何とか作り終えたお弁当を持たせて、支度を整えた長男を送り出します。自宅の前には、毎朝一緒に登校してくれている2年生のお兄ちゃんが待っていました。よく見ると、彼もリュックを背負った遠足スタイルです。聞けば、今日は2年生も遠足で、行き先は動物園とのこと。嬉しそうなお兄ちゃんと、やはり嬉しそうな長男は、揃って学校へ出かけていきました。
長男の遠足は、小学校へ普段通りに集合したのちに、1年生全員が列を作って徒歩で公園に向かいます。その途中には、交通量の多い道もあり、引率する先生方のご苦労が想像されます。公園に無事に到着した後は、遊具で遊ぶなどのレクリエーションをメインに過ごしてから、昼食・おやつ休憩をとります。公園のトイレには必ず二人以上で行く、などの安全に配慮しながら過ごした後、やはり徒歩で小学校へ戻って解散、というのが一連の遠足の行程のようでした。
▼ 遠足を終えて帰る先は
午後3時過ぎに学校で解散となった遠足を終えて、長男が帰る先は学童です。学童へ通い始めてから1ヶ月近く経ち、学童に着けば、職員の方へ「ただいま~」と声をかけて、部屋へ向かうのにも慣れてきたようです。
遠足のこの日は、金曜日でした。学童から習い事の公文式教室へ移動し、国語と算数の教材をやり終えたら学童へ戻ってきて遊ぶ、というのが、長男の金曜日のスケジュールです。遠足で疲れていても、学童と習い事をハシゴする我が長男。健気に頑張って笑顔でお迎えに出てきた長男を見て、お弁当にストレスを感じている場合じゃないのかも、と少し反省しながら、私は長男と2歳長女を連れて、足取り軽く帰宅したのでした。
つかの間の休息、ゴールデンウィーク
出典:Frame illust
さて、遠足の翌日は、夢にまで見たゴールデンウィークの初日です。長男も、私も、パパも、2歳長女も、みんなヘトヘトでゴールデンウィークを迎えました。この状況で、せっかくのゴールデンウィークだからとはいえ、遠出やちょっとした旅行などは思いもよらぬこと。今年のゴールデンウィークは、みんなの疲労回復がメインテーマとなりました。そうは言っても、何もしないで家でゴロゴロするというのも味気ないものです。連休中に2回ほど、子ども向けのレジャー施設へ遊びに行って、それなりに楽しんできました。合間には、私が子どもの服を整理したりと日頃できない家事を片付ける一方で、パパは長男とキャッチボールをしていました。長女もお昼寝したり、おやつを食べたり、長男の遊びにくっついていったりと、それぞれが思い思いに過ごしていました。ゆっくり休んで改めて気づくのは、4月の生活が本当に大変で、それぞれに負荷がかかっていたということ。「ゴールデンウィークって休むためにあったんだ!」と当たり前のことを考えてしまうほど、休むありがたさに気付かされたのでした。
▼ ゴールデンウィークが終わればノンストップ!
ホッと一息ついたゴールデンウィークが終われば、5月末には運動会が控えています。5月中は運動会の練習!そして、運動会を終えれば梅雨になり、夏休みが待っています。ゴールデンウィークのあとは、夏休みまではほぼ連休らしい連休もなく、ノンストップの一学期。ゴールデンウィークが終わるのがそら恐ろしい気持ちにさえなる、これからの日々。ゴールデンウィークでいったんネジを緩めた私と長男は、無事にこれから先の生活を乗り切れるのでしょうか。

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編集者・ライター
和田由紀恵
大型連休が明ければ、待ち構えるのは運動会の練習に、家庭訪問……。学校の授業も本格的になっていくなか、果たして無事に小学校生活を過ごせるのか、いろんなことが押し寄せてくる小1の壁へ立ち向かいます!